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採用面接で聞きたいのはリーダー経験ではなく、調整経験です

これまで部活やサークルでリーダー経験がない場合、どうアピールするか?そもそも部長、生徒会長、サークルリーダーの人数には限りがあるので、経験したことのない人が大半ですよね。なので負い目を感じず、しっかりと対応しましょう。

そもそも質問でリーダー経験を聞くのはなぜなのでしょうか?それは調整力と、対立した意見のまとめる”応募者オリジナル“のアプローチを知りたいのです。

例えば、「夏休みの旅行で、海に行きたい、山に行きたい、どちらでも良いという意見があります。あなたはリーダーとしてどう対応しますか?」という質問があるとします。この質問に対し、「みんなの意見を聞いて、納得できるまで話し合います」という回答だと、”アピール”になりません。必ず面接官は「明日旅行の申し込みをしないといけないが、意見がまとまらない。どうしますか?」という質問を被せてくるでしょう。

面接官が知りたいのは、”ジャッジ”が必要な場面で、何を重視するのか?なのです。そして、希望が通らなかった人達の反発をどう収拾するのか?なのです。
そして、リーダー経験で確認したいのは、”理想論ではない現実”を体験したことがあるのか?なのです。

リーダーでなくとも、意見収集等の経験はあるのではないでしょうか?リーダー経験がない方は、こういった意見を調整した経験、理想論で片付けられない壁にぶつかった経験を準備しておくことをお勧めします。

特に、現実は難しいというエピソード、そこから何を学んだか、同じシチュエーションで今度はどう対応するのかを準備されておくのが良いと思います。

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