面接官は人間なので、共感するエピソードを交えましょう

「なんでもできます!失敗ありません!」と答える小中学生がいたとします。どう思いますか?「大変なのはこれからだよ…」と思ってしまいませんか?
面接官も人間なので、学生さんが自身の完璧っぷりをアピールすると、社会人になって初めてえ挫折ってなると大丈夫かな?と不安になるのです。

そのため、失敗や挫折の経験を知りたいのです。

面接のマニュアルでは、何を達成したのか明確に!と書いているかもしれません。確かにそれは重要なんですが、達成の過程の挫折や失敗、後悔も重要なんです。

以下にアルバイトの成功/失敗エピソードを例示します。
成功エピソード:私のアイデアが採用され、お客さんが増えました!」
失敗エピソード:「私のアイデアが採用されたのですが、現実は甘くなく、お客さんの数は変わりませんでした。あとで、・・・も考慮すべきなんだなと後悔しました」

どうでしょうか?成功エピソードはラッキーだったのかな?という印象を持ち、結局得たものはなんだったのだろう?と思いませんか?
一方、失敗エピソードは、確実に何かを得ていることが分かります。少なくとも面接官は、失敗に対して耐性があり、そこから学ぶという姿勢があることが確認できるのです。

また、挫折や失敗の経験は、相手との距離を縮める効果があります。(なんでもできる人って近寄り難いですよね。)

あくまでバランスですが、自己PR、部活動、サークル、留学、インターン、アルバイト等のエピソードに、失敗や後悔をスパイスとして入れておくと、アピール力が増大します。

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