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【50代の大学生日記 第7話】街で見かけたお気持ちはわかりますが・・・な人たちの件

回転寿司屋のカウンターで、隣の席のおっさんが・・・
あの粉茶にお湯を注いで作るお茶を・・・
ずっと箸でかき混ぜてる!
ちょっと目を離すと湯呑の底に沈む粉茶のことをよっぽど許せないのか、寿司を食べるとき以外はずっとカッカッカッと音を立ててかき混ぜてる!! 
なんぼ混ぜても溶けへんねやから、もうやめなはれ!と言いたいけど、まあ粉茶が最後まで湯呑の底に溜まり放題で、客は上澄みをすするというのも確かに違和感がある。あなたのお気持ちもわからないではない。

そういえば、過去にもこんな経験をしたことがあったぞ。
王将のカウンターで、隣の席のおっさんが餃子のタレを入れる小皿にコップの水をなみなみと注いでいる。おっさん何すんねん? 周囲のおっさんばかりか王将の店長もこの光景をガン見。
このおっさん、餃子の焦げの部分を箸でちょっとずつこそげ取っては、その箸を水の中に入れて焦げを洗い流している。けっこうな時間をかけて1人前6個の餃子の焦げをきれいに取ってから食べてはりました。
焦げがイヤなら水餃子にしなはれ!! と言いたいところだが、このおっさんが「やっぱり餃子は王将の焼き餃子が一番や!」と言うのなら・・・
まああんたの気持ちもようわかるわ。

吉野家のカウンターで朝食を食べているときに、隣の席のオジイが店員のおねえちゃんを呼んだかと思うと・・・
「ねえちゃん! 納豆定食やのに納豆はこんだけかい? こんなちっさいパックひとつで納豆定食かい?? もうちょっと納豆を増やされへんのけ?」
まあ確かに、納豆定食と名乗るからには納豆に主役を張るだけの品格や重量感が必要だが、あの小さいパックではまったく心もとない。ほかのメンバーもそこそこの存在感があるので、「納豆卵海苔味噌汁定食」とか「吉本新喜劇座長不在 リーダー勢揃い公演定食」とでもしたほうがよさそうだ。
当然のことながら、店員のおねえちゃんは納豆を増やせないことを丁重に説明していたが、簡単に納得するジジイではない。
最終的にネギをひとつまみ増量することで妥結してました(笑)

う~ん、クセが強い!!
私はこれまで、ものわかりのよい人を演じて生きてきましたが、少しは見習ったほうがいいなぁ・・・
ではまた、次回をお楽しみに。

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