トランス女性のスポーツ界問題は、欧米ではスポーツ界の階級問題とがリンクする(下書き段階)


男性から女性へと性別移行を求める方々(MtF)について、女性たちからの反発がひどい問題。
大きな論点が複数ある。
★ 女性スペース(女性用トイレ、女湯、女性専用施設、女子刑務所)への利用を求める問題。
★ 体力的に優位な(MtF)が女性スポーツ業界での勝利をかっさらう問題
★ 戸籍など記録の混乱

私は、スポーツなんか劣等生だし、観るのも応援するのも全然興味ないし。
体力的に優位な(MtF)が女性スポーツ業界での勝利をかっさらう問題については、ハッキリいってどうでもいい。

ただ、少し気になった問題があって。
欧米の歴史や芸能や文化芸術をチェックすると、ところどろこ違和感を感じて。欧米文化への分析や評論を読むと驚きの歴史がありますね。
欧米のスポーツ業界って、階級闘争や民族闘争があったとか。
白人中心社会で黒人スポーツ選手の活躍が嫌がられてたってぐらいは、知ってたけど。
同じ白人同士でも、階級闘争があったというのは驚きだし、それが今も、日本人には、ようわからない。

私の推測なので間違いなら申し訳ないけど。
欧米のスポーツ大会では、今も階級闘争があるのではないか?
欧米のスポーツ大会での上流階級、中流階級志向に対して、下層階級からの悪意と復讐とがあるのではないか? 「こんな嫌みったらしい上流階級志向の場は破壊してやれ」みたいな?
欧米のスポーツ大会への積年のつもりにつもった恨み辛みをはらしたいという勢力からの復讐じゃないか?
欧米のLGBT活動家って、一神教のキリスト教への対抗と破壊志向が匂うし。

日本で置き換えたら、山本太郎は選挙制度のバグをついて嫌がらせをするという手口を使うけど。反日の朝鮮系の帰化人で、キリスト教信者じゃないかなと?
NHK党の立花も、ルサンチマンと嫌がらせ志向が匂うし。集まってるのが韓国系だらけだし。

ただ、日本では、選挙制度にバグをついて嫌がらせをして「痛快痛快」という勢力はいるけど。
日本では、スポーツ界へのルサンチマンと破壊志向はまだ勢力がないわね。せいぜい、スポーツ劣等生がスポーツマンにコンプレックスを感じるぐらいで。
アメリカの文化を観てたら、「アメリカって、スポーツができたら、何をしてもいいと甘やかされ放題、優遇され放題なの?」というのは匂うけど。日本じゃ考えられないぐらい、スポーツマンや筋肉志向なのは匂うし、スポーツ劣等生へのイジメは苛烈そう。

以下、欧米のスポーツ業界での階級問題で、下層階級への差別と排除の歴史で、知ってるのをあげます。

子どもの頃、名作映画の紹介文で、『長距離ランナーの孤独』が紹介されてて、それに添えられてる写真も躍動感があってヴィヴィッドでスタイリッシュ。「労働者階級の苦悩」と紹介されてるけど、欧米の映画って、労働者階級や黒人差別の苦悩を描いていても、写真や映像や音楽が洒落てるのよ。
その映画も傑作。主役もドンピシャで魅力的。



ところが、とある芸術評論の一文で「あの映画のラストで、主人公がわざと一位を取らないことを、日本のインテリが自分の哲学的見識を披露する場として難解な哲学問題を難解な文章で書くけど。全然違います。英国では階級問題があります。労働者階級がスポーツ大会で勝っても何も得ることが無い。例えてみたら、美智子妃の閲覧するテニス大会で労働者階級の子が勝利を譲るような感じですね」

この説明には、全然意味が分からなくって。


「英国では、階級制度が過酷で。労働者階級が出世するには、サッカー選手かロックミュージシャンになるしかない」とか。
英国のスポーツ界では、サッカー選手は花形らしいけど。女優や歌手と結婚したり。
ところが山崎浩一の評論で「欧米の友人から、公開の場でサッカーが好きなんて言うな。まともな人間から避けられるからって言われて驚いた。欧米での扱いってそんなものなのか?」

英国の女性ミステリー作家って、陰湿で、下層階級への嫌悪感がひどいなと。

越智道雄の多民族問題の評論で、「オリンピック大会は、貧乏人と黒人が大嫌い」というのも強烈だったわね。
日本人には、そこらへんがようわからなくって。

アメリカの映画女優からモナコの君主の妃へとなった伝説的な女優、グレース・ケリーについてかなり露骨な暴露本が出ていたので読んだけど。過去の男性経験が豊富とか非処女だったとかいうことは別に驚かないけど。

彼女の父親の話がかなり不思議でしょうがなかったわね。
煉瓦職人から大富豪へと上り詰めた偉人で。過去にはオリンピック大会に出場しようとしても、煉瓦職人だからと大会側から嫌がられたとか?! 何それー?! 意味わかんねーーーーーーー! 
全身入れ墨だらけの前科持ちとか反社なら嫌がられるというのもまだわからんでもないけど?
ボート競技というのは、上流階級のスポーツだとか。大会の側の言い分では、肉体労働者は毎日のように仕事で肉体労働で鍛えられてるから、そういうのが「アマチュア」の競技大会に出るというのは想定していなくて、「反則」「バグ」みたいな。それにしてもね~?

欧米のスポーツ大会では、同じ国民の同じ白人同士でも、こういう階級制度での対立構造があったみたいなのね?

不思議なのでネット検索でも色々調べましたよ。
欧米でのスポーツ大会の「アマチュア」大会というのは、実は「ジェントルマン階級以上」の方々のことだとか。紳士階級以上ってのは、つまり、本業はインテリでデスクワークで、文化芸術を愛好して、その一環としてスポーツ大会をするということだったらしい。
そこに、肉体労働者の筋肉モリモリなのが参入してきたから、そういうのを想定していなかったから、「反則」「バグ」として唾棄されたらしい?


欧米での、スポーツ大会へのルサンチマン

アメリカでは、スポーツ劣等生へのイジメがひどいとか。
「スポーツができて白人は、やりたい放題で、甘やかされ放題されてないか? 暴力沙汰や少女への猥褻行為をおこしても優遇されるみたい」というのは色々書かれてたわね。

それ以外にも、白人上流階級や商品価値が高いのを守るために色々な裏工作や隠蔽工作があるとか、色々書かれてるわね。

ごく普通の娯楽小説だけど、
トム・マクナブ「遙かなるセントラルパーク」1986


とある興行師が、アメリカを横断して一攫千金の賞金が得られるというマラソン大会を企画して。そこには賞金狙いが大勢集まってきて。その大会には次々に困難が現われるけど、その大会を成功にしたい大勢が、その困難を次々に解消していって。最後は感動の大団円に終わるというフィクションなんだけど。

そのエピソードの一つには、スポーツ大会には上流階級や商品価値の高い方々を優遇の裏工作があることに関して恨み辛みをもってる方々が大勢いるという話があってね。
権力者からこの全米横断マラソン大会への裏からの妨害圧力があってが崩壊するかと思われたら。
その妨害工作の命令を受けた警察関係者やお役人の中には、そのマラソン大会への圧力を拒否して、応援するという落ちがあったの。その動機には、過去の大手のスポーツ大会には上流階級優遇の裏工作があったことで恨みが積み重なっててということが書かれてたわね。

日本人にはなかなか、分かりにくい話だけど。痛快娯楽小説にさえ、スポーツ大会には階級闘争が書かれるという話には驚いたわね。


欧米の過去のスポーツ大会で、労働者階級が唾棄された歴史。
その恨み辛みや階級闘争が今も続いているのではないか?

労働者階級のスポーツ大会がなぜ唾棄されたか?
その論理と思考を解読しますね。
この労働者階級への差別を肯定するわけでもないし、御用言論人になるつもりはないですよ。その論理を解読しないと、裏の対立構造が分かりにくいからね。



日本で、競技でとある勢力が「バグ」として唾棄された例もあることはあるけど・・・。

芸能人スポーツ大会で、お笑いタレントのあご勇が優勝して、視聴者ドッチラケになったことがあったらしい。
ナンシー関のコラムで「横浜銀蠅グループの一人が優勝した。ドッチラケ」と嫌味を書いていたなあ。

小林よしのりが、相撲で外人力士のことを、「肉体じたい、反則ー!」「差別じゃ無い! 子どもの相撲大会に大人がやってきたようなものだー!」「老人の相撲大会に、若者の健常者が入ってきたようなものだ! 反則だー!」って。
この主張は微妙だけど。
外人の身体のでかいのが入ってきたことで、「反則ー!」と言いたい気持ちも、少しは分かる部分はある。こういうこと書くと抗議非難が殺到しそうだけど。

ただ、外人力士は、お客さんサーヴィスにつとめて、TVでも日本の庶民に溶け込むようにしている様は感動的だったなあ。
逆に、わかのはな、たかのはなの兄弟は、取材にも無愛想で、お客様サーヴィスはダメだなあとは感じたけどね。

日本の「アマチュア」スポーツ競技で、同じ日本人同士で階級闘争や上流階級優遇とかで恨み辛みというのがピンとこないのね。

今現代の日本なら、事前にキチンと「大学生スポーツ大会」「高校生の国体」とか仕分けられてるけど。
変な例えやけど、もし事前にキチンと仕分けられてないけど一応は大学生や高校生には本業の学業があっての上での余技のスポーツ大会という風に想定をしていたのに、土方が入ってきて優勝をかっさらわれたら、大会としては「ドッチラケ」「バグ」「反則」というようなものか? 上手い例えじゃないけど。

上手い例えじゃないけど。もし仮に日本の「女子高生の国体競技」というテーマに大勢が日本の可愛い女子高生を求めて劣情を催しているのに、中南米の奴隷の子孫で肉体的に優秀なのを作るために家畜のように掛け合わされてて、毎日土木建築作業をしてて、日本語も全然できんけど、一応日本の女子校の籍だけはあるみたいなのがやってきたら? 「ドッチラケ」「バグ」「反則」というようなものか? 上手い例えじゃないけど。





スポーツ競技じゃ無いけど。日本の文化的な競技で上流階級優遇というのは、エピソードとして娯楽もので書かれたことがあったわね。

ジョージ秋山『はぐれ雲』で、舞台設定は江戸時代だけど、貧弱な眼鏡をした男性が母親に虐待されてきたけど、囲碁か将棋で出世をしたけど。権力者相手の勝負では、権力者の面子を潰さないように最初から勝負にならないように事前に操作をされて落ち込むというエピソードがあったわね。

そうそう。プロの将棋の世界では、男性の方が力量が桁違いに上で。女性は力量が全然格下なので「女性枠」として分けられてるけど。
「女性がこういう囲碁将棋の勝負の世界で弱いのは、なんでだろうね?」「競争に向いてないのかも知れないね」とか書かれてるけど。
囲碁将棋の世界でトランスジェンダーのMtFが参入してきても、「肉体的差違のせい」とは言訳できないでしょうね。これでも勝利をかっさらわれても、しょうがないといえるわね。

とりとめもないけど。
欧米でのトランスジェンダーのMtFの選手のことで、対立なってるけど。
裏の対立構造には、「差別反対」には、過去の階級闘争の恨み辛みが残響としてのこってるのではないのかなあ?
それと「アマチュア」スポーツ大会は紳士階級、上流階級志向への嫌悪感と破壊思考と。
アメリカでの白人スポーツ選手優遇への恨み辛みと破壊思考と。
そういう裏の動機もあるんちゃうやろか?

日本では、欧米のスポーツ界ほどの階級対立のルサンチマンがないんちゃうかなあ?

私なんか、トランスジェンダー問題では、スポーツ業界に元男が入り込んでも、どうでもええって思うけど。
欧米では階級問題や恨み辛みや差別問題がからんでいるんやないかなあ?

とりとめもないけど。


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