「トロフィーワイフは、女の妄想」論争についての、私なりの分析

「トロフィーワイフは、女の妄想」論争について、

「女は、女同士のコミュニティで、夫や子どものできでマウンティング合戦をするから。自分がそうだから、男もそうするという妄想をいだく」





twitterのTLに漫画の宣伝がよう流れてくるの。
女性同士が、結婚相手の男性でマウンティングしあうという典型的な漫画が流れてきましたよ。
上記のtweetでもまとめてたけど、女性が自分が結婚相手でマウンティング合戦をするもの男性も男性もそうすると思い込むのだろうなと推測してたわね。そう思われてもしょうがないわね。男性が書く漫画ではこういうマウンティング合戦をするというのはあんまり見かけないわね。


ただし、世界中で、過去も現在も、男には処女願望が強烈なのもあるわね。
★ 一族の名誉のため
★ 男の沽券と面子を保つため。他の男の残り物など、恥だという思想。

それと男性には、未成年女性志向、未成年の少女への渇望と嫉妬が匂うのはいることはいる。
その影響で、女性には、同じ同性でも若い女の子の性への嫉妬と弾圧が匂うのもいるわね。

でも海外でも、日本でも、金と地位のある成功者の男性が、選ぼうと思えばいくらでも若い少女を選べる立場のはずの男性が、離婚歴や子持ちの女性と結婚するのもいることはいる。処女性とかを気にしないのもいることはいる。
若くない女性を選ぶのもいるし。そういう男性もいることはいる。


日本の文化とアメリカ文化の違いも考慮すべき

たいていの日本人男性には、「トロフィーワイフなんてピンとこない」って。
それは、日本ではカップル単位の文化が導入されたのは、ほんのつい最近だから。
日本では、昔は「既婚者は、配偶者とはセックス相手で、それを他人に知られるのを恥ずべきこと」という文化があったから。

★ アメリカのカップル単位文化
★ アメリカの高校卒業の時に、プロムパーティで素敵な男性からのエスコート無しに出席するのは死ぬほど恥ずかしいという文化がある。
★ アメリカでは、女性は男性のエスコートなしに外出することは恥ずべきという文化がある
★ アメリカでは、社会的地位のあるコミュニティでは、お嬢様にはそれなりの地位のある男性のエスコートは必須。
★ 南部の社交界では、離婚歴のある女性には招待状が送られない。離婚歴のある男性には招待状が送られる。ところが、離婚歴のある女性と結婚したら、その男性には招待状が送られないという、離婚歴のある女性への差別がある。離婚歴のある女性の子どもは、そのことを隠したがる。
★ アメリカの大統領には、公開する妻も必須。アメリカの大統領は、皇室みたいな者、ロイヤル・ファミリーみたいなもの。

★ 日本では、妻は隠すべきものという文化があった。
★ 淀川長治の自伝で、昔は男女別々だった。映画館でも男性席、女性席と別れてて、真ん中の男女の席の境目当たりに夫婦が座るぐらい。夫婦で出歩くのも恥ずかしかった。セックスした同士が町中を歩いているようなもので恥ずべきこと。
★ 東海林さだお(しょうじ さだお、男性、1937年生まれ)は漫画エッセイで、男性が妻を他の人に見られるのは恥ずべきことと書いていた。他人からは「ふうん、こいつ、こういう人とセックスをしているのか」と見られるのは恐ろしい。「家族写真は猥褻で、庭に埋めるべき」とか。
★ タモリが女性有名人との対談で。タモリと桐島洋子「結婚相手や子どもを、他人に知られるのは恥ずべきこと」「セックスしているのかと見られる。猥褻」で意見一致。
★ 橋本治の文章では「昔は結婚した女性が社会の中心に出るのは恥ずべきことという文化があった。セックスした女性が社会の中心に出ると、まわりは対応に困っていた。結婚した女性が社会的な仕事ができたのは、まずは女教師から。学校では、「セックスしていません」という態度で仕事をしていた。だから「女教師は冷感症という言説が出回ってた」とか。


そういう日本社会の土着の文化にいるものからしたら。
ハリウッド商業主義の芸能人とかセレブの文化には、違和感だらけ。
★ 律儀に、離婚、再婚を繰り返す芸能人達
★ アクセサリーみたいなカップル文化
★ 公式な催しには、立派な男性のエスコートなしに参加するのは恥ずかしいという文化
★ 欧米で働く男性が「同僚の妻が、次々と若い子に交換されてるのには驚いた」って。日本では夫は浮気をするかも知れないけど、老妻を捨てないのが多いのね。

確かに、日本のほとんどの男性には、「トロフィーワイフ」文化なんて言われてもピンとこないでしょうね。特に古風な、日本的な土着の方々にしたら。

でも、良くも悪くも、アメリカ商業主義文化の影響を、最近の若い子らはうけているし。そういう欧米由来のカップル文化、プロムパーティ文化、ハリウッド商業主義的なのを受けているのもいるでしょうね。

サーティンキューが「平成天皇と美智子はいつも夫婦同伴で。日本の古い文化とは違う。キリスト教カップルだ」って。

日本も欧米キリスト教由来、欧米商業主義のカップル文化を受け始めているわね。

欧米の映画や小説等で、違和感を感じたカップル文化をリスト化していきますね。

小説『第一夫人同盟』


映画化は駄作。

スティーブン・キング原作の小説で、映画『キャリー』
プロム文化には違和感をかんじましたね。

越智道雄『風と共に去りぬ―スカーレットの故郷、アメリカ南部をめぐる』越智道雄のアメリカ文化の解説には衝撃的で、読みあさりましたよ。アメリカの暗部とか、日本人から違和感だらけの文化とか。
離婚した女性には、社交界からの招待状が届かないとか。でも離婚歴のある男性、再婚した男性には社交界からの招待状が届くけど。
離婚歴のある女性と結婚した男性には、社交界からの招待状が届かないとか。何それ~?



アフリカ系アメリカ人男性には、白人女性崇拝、コンプレックスが異常に匂うわね。黒人女性を唾棄して、白人女性と結婚してトロフィーにしたがるのが匂う。
マイケル・ジャクソン。
スパイク・リー監督。スパイク・リー監督の父親は白人女性と再婚をしているとか。スパイク・リー監督の映画で、黒人が白人女性との関係を誇る部分が匂ってたわね。
デニス・ロッドマン選手。
バスキア。
アメリカのドキュメンタリーを見たら、アメリカのプロフットボール、スポーツ界の黒人選手の妻って金髪の白人の美人女性だらけなのね。


逆にヒロキ・アベは「日本人男性には、白人女性コンプレックスとか特にないな」「白人女性と結婚することがトロフィーワイフって感覚は全然ない」って。

だから、日本人男性でも、古い世代には、「トロフィーワイフ」とか、白人女性志向とか、全然ないのもいれば。
最近の若い男の子には、そういう嗜好の影響を受け出している子もいるかもしれないわね。
そこらへんは、ピンとこないかも。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?