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ラージフォーマットのススメ

私はスチル撮影しかしていません。
今迄色々なカメラ、レンズを使用してきました。
デジタル1眼レフ時代はCanonやOLYMPUS、ミラーレスはSONY→FUJIFILM・Panasonicと使いました。
何故かNikonは使ってこなかった・・不思議
SONY時代はR7RⅣで解像度の高い写真に驚きましたが、どうしても発色の感じが自分イメージに合わずFUJIFILMに移行し、その後Panasonicを追加しています。

X-H2+XF16-55mmF2.8

この頃フルサイズでなくても画質に満足できると感じていました。画素戦争は執着しWEB用途やA4程度のプリントであれば、APS-Cでも十分に満足できる写真が残せると思っていました。
しかしFUJIFILMのX-T4を使って少し印象が変わりました。
解像度という意味では問題はありませんでしたがダイナミックレンジの狭さに悩まされました。
(現在使用しているX-T5はセンサーもプロセッサも世代が変わり少し広くなった様に感じます)

大半の撮影で問題ありませんでしたが、もっと高画質に!というわがままからGFX100sを購入。SONY時代までのカメラ・レンズ資産は全て売却してもかなりの持ち出しでした。
いざ使用してみると圧倒的な画質とダイナミックレンジに感動!
確かに重たい&動きがもっさりというデメリットありますが、ラージフォーマットでしか表現できない写真はあると感じています。

GFX100s+FA645 120mm F4

GFX100sの購入を機に画質に対する不満は解消されました。
もちろん35mmと違い気軽に撮影できるカメラではありません。
カメラ自体は約900gとそこまで重たい訳ではありませんが、マウント径は大きいのでレンズは軽くなくサイズも大きいので持ち運びには不便です。
ファイルサイズは1億画素オーバーなのでロスレス圧縮された16bitRAWファイルで1枚100MBを軽く超えるサイズになります。
そして動作はもっさりなので、1枚ずつ丁寧に撮影する事が求められます。
現行のGFX100Ⅱであればもう少し軽快な撮影が可能だとは思われますがX-T5の様にとはいかないハズです。
デメリットはありますが、そんな事がどいうでもよくなるくらい絵が素晴らしい!35mmとは違うボケ感や豊かな諧調は唯一無二です。
GFXは高いっていう方も多くいますが、各社のフラッグシップや高級レンズと比較したら決して高くはないと思います。
一芸に秀でたカメラですので何でも撮れるわけではないですが是非体験していただきたいカメラです。

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