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殺伐としたネットビジネス界でも鼻歌で生き残っていくための秘訣

このエピソードを話すと毎回、「やっぱメンタル強いですね」と言われるけど、メンタルが強いとかいうわけじゃなくてこれはもしかして..と思う事があったので書いてみようと思います。

最後まで読んでいただくことで、この世知辛いネットビジネス界でも人の目を気にせず、さらには何か言われたとしたって鼻歌で対応できるメンタルが育つきっかけになるかもしれません。

突然ですが、このコンテンツのタイトルは少し前まで

「上履きで帰ったけどニヤニヤした話」

にしておりました。その理由は読み進めていただけるとわかります。

また本編に入る前に、タイトルに「上靴で帰ったけど..」と書いていてふと気になったので調べてみると・・

全国的にこれ↓

のことを、「上履き」と表現する割合が多いみたいだったので、「上履き」に書き直しました。(どうでもいい?)

さらに全国分布図なるものもあったので引用させていただきます

漫画家中村ゆきひろさん作成

元ネタポストこちら

私は福岡生まれ福岡育ちだから・・やっぱり「うわぐつ」だ!!

さらにどうでもいい情報すみません。

では本題に入ります。

あれは小学生のころ

何年生だったか細かい部分は忘れましたが、低学年じゃなく、小4くらいだったかな?と思います。

私が通っていたのは超・ド田舎の、山に囲まれた、全校生徒も250人前後、廊下も教室も全て木材なので、先生も夏は裸足で過ごすような学校でした。

私服でランドセルもなく好きなカバンで通学していいよーみたいな、自由な校風。(先生まで裸足になるくらいだからね)

そんな学校で割と平和に、おてんばに過ごしていました。

ある日、私は前日に母に買ってもらった「ちょっとおしゃれな靴」で、うきうき登校したんですね。

ハイブランドとか、お高めの靴とかいうわけじゃなく、「あまり見ないデザイン」の子供からみてもオシャレな靴でした。

登校中も、友達に「あ、きょう新しい靴やん!」とか「おしゃれやねーー」なんて褒められていい気分。

でも学校では靴は靴箱にしまって、上履きに履き替えるので、なんとなく惜しい気持ちで汚い上履きに足を入れ、1日を過ごしました。

さて、下校の時間。

またうきうきの気持ちで、下駄箱に来る。

・・ない。

私のあの靴が、ない。

そうなんです、私のピカピカのオシャレ靴が、どこをどう探しても見つかりませんでした。

一緒に下校しようとしていた友達とふたりで必死に探したけど見つからないので、職員室へ。

担任の先生も「あらーーー」とか言いながら探してくれたのですが、結局見つからず、「もう上履きで帰るしかないね」と言われ、下校することに。

友達は「誰か間違えてはいて帰ったのかな」なんて私を気遣ってなぐさめてくれましたが、わたしも、その友達も心の中では""そんなわけないやろ""という事実だけは、確信していました。

おしゃれ靴を盗む、という自分に明らかに向けられた攻撃的な反応そのものにショックを受けるよりも、「せっかくお母さんが買ってくれたのに申し訳ないな..」という

「お母さんに何て言おう」という思いで胸が押しつぶされそうになりました。

ひとりで下校してたら泣けたのに。

無言で肩を並べて帰ってくれている友達に、筋違いな感情まで抱いてしまって。

この時、「だいじょうぶだいじょうぶ!」と友達の前でなんとか作った笑顔は、あきらかに引きつっていただろうなと思います。

怒り狂う母

もちろん、その事実を告げたら母は「なんね、それ!!」と怒りました。

酷い事する子がおるねーーー!!と、どこに怒りをぶつけたらいいのかさえ分からず、当たり散らしていました。

でも私はあんまりこの時の事を覚えてなくて。学校に文句を言うのも違うし、犯人はわからないしで、結局イライラして終わり、みたいな感じだったかなと。

翌朝、いつもと同じ平凡な運動靴で登校すると、昨日の下校以上に心がシクシク痛みました。

でもその登校中に、さらなる展開がありました。

おしゃれ靴、見つかってしまう

ちょっと先を歩いていた元気な男の子が、「おい!おまえの靴じゃねぇ??」みたいに、田んぼの中から泥だらけになった靴を片方持って、駆け寄ってきたんです。

それは見る影もないけど、確かに私のあの「おしゃれだった」靴でした。

見つかって良かった!という喜びの感情なんか当然沸き上がっては来ず

手渡しされる間もずっと

「いや泥だらけの片方もらってどうするねん」
「しかも登校中やん今」

みたいなツッコミをしてました。(心の中でだよ!!)

次に湧き上がってきた感情は、犯人は、なんでこんなことしたんやろ・・という単純な疑問。

わざと、簡単に見つかる場所に捨てたのかな。

でもそこでふと

・・・うらやましかったのか!!!

ってことに気づいたんですね。

どこまでも前向き

なぁんだそうかあ。下駄箱から盗んで、私が帰りに困る顔を想像しながら、二度と履けないように田んぼに投げて笑ってたのかそいつは、と。

(同時に、それなら女子だな..ということにも気づいたのですが。)

ただ、その「犯人は私を羨ましいと思ったうえでの犯行」だったに違いないという確信を得た瞬間から、私はニヤニヤが止まらなくなりました。

もう、強がりなんかじゃなくて本当のニヤニヤでした。

羨ましがられるほどの存在な自分、すごいじゃん

という事に加え、

だとしたら、その相手は私がその事実に凹めば凹むほど、喜ぶのか。

じゃあ、逆のことしよう!って思えたんですね。

「へいきへいき!」と口で言うだけの強がりじゃなくて、「犯人よ、誰かは知らないけど、今ニコニコしている私が見えてるでしょ?私は全然へこたれてないよ!!・・どーだ悔しいか!」という態度で過ごすことにしました。

さらに、人づたいでその犯人の耳にも入るように、意図的に同級生の子数人に対してこんな事も話しました。(逆口コミやな)

「誰がやったかはわからないけど、きっと私のことが羨ましくて仕方なくてやったみたいなんだよね、、かわいそうだよね」って。(今考えると怖)

そしたら、その後はいじめというか、こういう嫌がらせは二度と起こりませんでした。

きっと、ばかばかしい気持ちになってくれたんだと思います。

「こいつに何かしても無駄だわ」って気づいてくれたのかもしれません。

全ては捉え方と気の持ちようでなんとかできる


私がこの事実に気づいた最初の人生経験ですね。

ここでずっと凹んで

・きっと私はいじめられてるんだ
・何か嫌われる要素があるんだ、直さなきゃ
・今向こうで友達が笑いながら話してるのは私の事に違いない

などと思い続けていたら、それから先も、嫌がらせやいじめの対象になっていたかもしれません。

嫌がらせやいじめをする奴はクズです。

しかもタチのわるいことに、大人になってもいます。

小4の上履き盗まれた私は、クズを喜ばせる事をしたくないと考えを変えたんですね。

そいつは、私が凹んだり悲しい姿を見せれば見せるほど喜ぶにちがいないから。

それに対抗するには、今あなたがやっていることは何の生産性もないことですよ、というのに気づいてもらうのが一番だ、と。

それには、私自身が何をされても平気な顔して、堂々とふるまうことがベストだなと気づきました。

その人のおかげで、「・・ってことは、実際今私は「羨ましがられる立場にいる」んだ・・!いいじゃん私!!」みたいに、どんどん図太くなっていけました。

ありがとうです、あの日のいじめっ子。

嫉妬されたら喜ぼう

嫉妬っていうのは、

・自分が持っていないものを持っている人に対して抱くもの

かつ

・自分に自信がないから抱くもの

と思っています。

結局嫉妬するのは、「あなたみたいになりたいけどなれない。」の塊なんですよね。本当に無関心な相手には、相手が何しようがピクリとも感情が動きませんし。

「もうどんな努力したって生まれ落ちた運命から違う」みたいな、ドバイの王子様に対しては誰も嫉妬しませんよね。

ハムダン皇太子

へー世の中にはそんな人間もいるのね、程度だと思います。

もし、自分がつい嫉妬してしまう立場の人間だったら。その感情じたいは、いじめとか嫌がらせではないので、無理にしまう必要はないです。

でも、自分に自信をつければ、きっとその感情は薄まるか、「あれだけあの人に嫉妬していたのにどうかしていたわ」というように変わって行けると思うので、ぜひ意識してみてくださいね。

長々と書きましたがまとめると

おしゃれ靴を捨てられ上履きで帰るという経験をした小学生女子がそれをきっかけに「自分には嫉妬されるほどの価値がある」ということに気づけ、ちょっとした視点の切り替えでメンタル無双のつよつよ女子になれたお話

でした。

ここまで読んで下さってありがとう💕

これに関連して、さらにメンタルを強化していく「大人になってからも使える」具体的な方法について、マガジンにある有料noteでも語っています◎

ぜひ、覗きに来てくださいね♪

心臓に剛毛を生やすには

みんな、嫉妬はされたもん勝ちYO!!

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