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敗因よりも勝利に必要な事を考えよう。横パス と 縦パス。第34節0-1セレッソ大阪

今回は中2日と時間がなかったのでかなり省エネnoteになります<m(__)m>

GIFももっと凝りたかったのですが、断念。。。分かりづらいかもしれません。(反省。)

トップ画も深夜に関わらずご提供いただきましてありがとうございました<m(__)m>

今回のトップ画はなーちゃんさんよりお借りしました🐶

WeAreOne

本当に素敵な言葉だと思います。そして素敵な横断幕。

厳しい戦いが続きますが、「壱」で頑張っていきましょう!!

今回は短いクセに文章取っ散らかってます。

('ω')・・・・時間がある時に覗いてください🐶

まえがき

 うーーーーーーん。何とも言えない悔しい敗戦。

失点は1。守備は悪くなかった。粘り強く守れていた。

決定機を決めていれば勝てたかもしれない試合だった。

今節のnoteは何について書こうかなぁ。。。(中2日だし時間もないよなぁ)

敗因を探しても何も楽しくないので、勝利に必要な事を考えてみようと思う。

(敗因を探しても楽しくないとか講習会とかで言ったら怒られるだろうなぁ(;´・ω・)

たまには真面目にサッカーの戦術や技術について書こうと思います(`・ω・´)

そんな事より、うちのたぬき可愛すぎませんか??(*´ω`*)

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お堅い文章にするつもりはないので、ゆる~い気分で覗いていって下さい🐶

はじめに

 徳島ヴォルティスは前節Homeで大分と1-1のドローで勝点を1獲得し勝点30で17位。16位湘南とは勝点差1、15位清水とは勝点差2。今節Homeで勝点3を獲得できれば、降格圏から抜け出せる大きなチャンスだった。

 今節はHomeでセレッソ大阪を迎え撃つ。前回対戦ではAwayで2-1の勝利を収めている相手。

今節を終えれば最終節まではAway連戦となる。

残留の為に何としても勝点3を得たい徳島ヴォルティスと、新体制になり来季を見据えるセレッソ大阪のメンバーは以下の通り。

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DFラインが石井に代わり福岡。SUBに変更があった。

結論から言えば、セレッソ大阪に試合開始時に圧力を持って押し込まれ、CKから失点。その後、ボールを保持して決定機を作るが最後までゴールを奪う事が出来ずに0-1で敗戦。

今節のnoteは、セレッソ大阪のコンパクトな守備から観えた横パスの重要性と縦パスを中心に書いていこうと思う。

セレッソ大阪の守備の特性

 セレッソは4-4-2の非常にコンパクトな守備を行っていた。

 コンパクトな守備ってなんぞ??と改めて考えると難しいが、今回は簡単に「密集」という事にします。(後ほどGIFで簡単に解説します。)

補足:守備のプレーの原則                        遅らせる・厚み、集結(密集)・バランス・自制

 密集した守備だと何故攻撃(前進)し辛いのか?

よくTVなので目にする渋谷スクランブル交差点を想像してもらえれば分かりやすいと思う。(あのスクランブル交差点って人居過ぎてどうやって進んだらいいかわからない。norainuは田舎者です。はい。

人が多ければ多いほどそれを避ける為の技術が必要になってくる。しかも、サッカーはボールと一緒に進まなければならない。

セレッソは密集してボールと人の進路をスペース(空間)を埋める事で妨害していたのである。

ただし、渋谷のスクランブル交差点とサッカーで違うところがある。それは、フィールドの大きさと、そこにいる人数である。

サッカーは横幅68m縦105mを11人で守らなければならない。全てのスペースを埋める事は不可能である。

なので、全てのスペースを埋めるのではなく、ボールを基準点として密集しスペースを埋めて進路を妨害する。

この守備を突破する為の私が考える解決策は大きく2つ。

守備の基準点であるボールを動かし基準をズラす。

守備の基準点であるボールをフィールドの中央にし、密集を作らせない。

守備の基準点をズラす為には??

 セレッソ大阪の守備は基本的にボールを中心にスペースを守るコンパクトな守備であった。

 この守備を崩すにはボールを動かし、相手の守備がコンパクトでいられない状態を作り出すことがひとつの解決策になる。

 実際に17分の岩尾からバケンガへの決定機はボールを動かし相手の基準を粘り強くズラした事で生まれた。

このシーンでは16分から約1分間も相手陣地でボールを動かし続けていた。簡単にクロスやシュートで攻撃を終えようと思えば終えられる場面がいくつもあったが、そうではなく相手の守備がコンパクトでいられないようになるまで、粘り強くボールを動かし続けた結果、決定機を迎える事ができた。

GIFが30フレームまでなので細かい説明は入れる事ができませんでした。ただ、相手をすごく動かせている事を感じ取っていただければと思います。

相手をズラすための横パスを30本以上繋いでいます。

密集を作らせずに前進する

 ボールを基準点とするスペースを守る守備は非常に厄介だが、密集を作らせる前に前進する事ができればよい。

 ボールを基準点とするので、密集できないボールの位置がある。

それは、ボールがフィールドの中央にある時である。

先ほどのセレッソ大阪の守備のGIFでも示したが、ボールが中央にある時は全体をバランスよくスペースを埋める。(ニュートラルポジション)これは、どちらのサイドにボール(守備の基準点)が動いても対応できるようにする為である。

 自陣のスペースをバランスよく守っているので、多くのスペースをカバーする事ができるが、密集した時よりは1人がカバーすべきスペースは広くなる。

 この相手の守備の特性を利用した攻撃が、小西が交代で入ってから行っていた縦に早い攻撃である。

このように前線の選手が相手の間で受ける事が可能となる。また、相手が中央に密集してきた際は密集の外のスペースへ縦パスを入れる事が可能になる。(試合終盤はこのような形でゴールに迫る事ができていた。)

 ただし、相手の中間で受ける為には個人の能力が必要となる。(スペースがあるとはいえ、相手に四方から囲まれている状態で受ける為)

 残念ながら縦パスを通す事ができても上手く受けれない、もしくは縦パスが相手にインターセプトされてしまうような現象が多かった。

足りない能力 と 持っている能力

 足りない事は補えばいい。ただ、個人の能力というのは日々の練習の積み重ねがなければ高めていく事はできない。時間が必要。

 今節で優勝を決めた川崎フロンターレの選手ならセレッソの守備でも難なく間で受けて攻略する事ができただろう。

 ただ、残念ながら徳島ヴォルティスには現状そのような個の能力は備わっていない。若い選手が多く時間を掛ければ個の能力を高める事は十分可能だろう。しかし、J1に残留するには時間が無い。しかも、重要な試合が次々と迫ってくる。次節迄中2日。

 では、どのようにして勝ちに繋がる試合を行わなければならないのか?

それは、自分達が持っている能力を最大限引き出せるように準備をする事である。

 徳島には大きな武器があると私は思っている。

確立されたチームスタイル・クラブアイデンティティ

コレクティブでアグレッシブなサッカー

これまで積み上げてきたクラブとして持っている能力は裏切らない。迷った時は根底に立ち返る。

セレッソ戦でもできていた部分があった。全員で攻めて全員で守る。だからこそ最小失点での敗戦だったと思う。

次節迄時間が無い。ただ、これまで積み上げてきた時間は他の多くのクラブよりも長い。

自分達がこれまで積み上げてきた時間と経験を信じて残り4節臨んでいけば、残留への道は開けてくると私は考えている。

あとがき

 今節のnoteは時間が無かった事もあって短めです。(短いのに文章の取っ散らかり具合は変わりませんw)

 残留に向けて厳しい状況は変わりませんが、まだ自力で残留できる立ち位置です。(直接対決が残っている湘南との勝点差が2の為)

 最後の最後まで諦める必要はありません。

少し余談ですが、私が現場で指導する際に試合前やハーフタイムによく使う言葉があります。

「私は君たちの技術を急に上手くにすることはできない。だけど、考え方を伝える事は1分もあればできる。頭の中を整理する事ができれば、急にサッカーが上手くなることはできる。後は君たち次第。」

このように声を掛ければ私の言葉を聞いてくれます。実際に伝わっているかどうかは分かりません。ただ、選手達は「上手くなりたい・この試合に勝ちたい」と思ってますので必死に理解しようとしてくれます。

本文中にも書きましたが、徳島ヴォルティスには積み上げてきた経験と時間があります。頭の中を整理して立ち返ればもっといいサッカーをして勝に繋がる試合ができると思います。

たまに「勝つ気あるのか!?」みたいな言葉を耳にすることがありますが、勝ちたいと思わずに試合をしている選手は誰1人いません。特にプロまで行きつく選手は例に漏れず負けず嫌いです。(表面に現れるか、内に秘めるかは人によって違いはありますが。)

今節はなんだか勢いがなくて塩っぽい試合になってしまいましたが、それは見ている人にそう映ってしまっただけで、選手達は勝つ為の行動を行っていました。(相手をズラすための横パスなど)その辺りももっと細かく書ければよかったのですが時間が無く断念。

というか、私のnoteを覗いていただいている人達は私がそんな事を説明しなくてもわかっていただけていると思います。

残り4節。必死に戦っている選手達を応援していきましょう!!

では、今回はこの辺で・・・🐶

P.S.

 シーズン終了後皆さんと喜び合える未来を信じて・・・Away連戦を乗り越えましょう!!現地行かれる皆さん、よろしくお願いします<m(__)m>

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