大人になってからの転機1−3
が!そうは問屋が簡単には卸さない。
仕事が軌道に乗り出すと、
連日打ち合わせ、実験・試作・改造
などなどが重なり
「一時的な出張」が1ヶ月単位で
しかも、高頻度。
ま、でも奥さん好きだったから
頑張って帰るんですよ。
力を振り絞り切った体で。
家に着いたら
しゃべる気力も残っていない
でも、社畜だから
仕事の話題になると
やたらとしゃべる、厄介な人でした。
でも本人にはそんな自覚なかったんですよ
「俺、目一杯頑張ってるんだよ
だから疲れ果てても、
こうやって帰ってきてるでしょ?」
むしろ褒めて欲しかったんでしょうね。
この辺りから
新しい何かが地響きを立てていました。
つづく
頂いたサポートは クリエイターとしての活動費に使わせて頂きます。