自然栽培で家庭菜園チャレンジ #3
梅雨明け前なのに、今年は暑い。
湿度が高いのに雨が少なく、不快指数が高い毎日です。
久しぶりの菜園日記。
今回はキュウリについて。
今年は初めての自然栽培。
畑も耕さないし、元肥も植え付け場所に一握りの腐葉土と米ぬかのみ。
予想通り、5月に植え付けた苗は、数週間経過しても
全然大きくなりませんでした。
むしろ驚いたことに、小さな身体に必死で花を咲かせるのです。
その姿は、「この状況は危険だから、早く実をつけて自分の役目を終わろう」というキュウリの生存本能が感じられ、私もなんだか辛くなる日々。。
最初の数週間は、毎回花を摘む作業でした。
5月末、ようやく花もひと段落し、
苗がこれから成長するのかな?と思った6月初旬、
今度はキュウリの葉っぱが、すべて薄~い黄緑色になってしまいました。
自然栽培では、他の農法に較べると肥料が少ないため
葉の色は淡い若草色になるとは聞いていましたが、
明らかに薄いのです!
急な暑さで疲れたのか、
毎週ストチュウ水をあげていなかったからなのか、
だいたい2日前にも見ているのに、なんで気がつかなかったのか・・。
自分への怒りと悔しさ、野菜への申し訳ない気持ちを抱えつつ、
これも初めての経験だから、と自分を慰め、米ぬかを一握り播き、
ストチュウ水をスプレーして帰宅しました。
そして、ほぼ諦めた6月20日頃、
急にキュウリの葉っぱの色が若草色に変わってきたのです!
太陽に向かって伸びようと小ヅルを伸ばす姿には
若々しいフレッシュなエネルギーが満ちていました。
一体あれは何だったのでしょうか・・。
おそらく、苗が根を張っている時期だったのではないか?と思っています。
生きるために、まずは土台となる根っこをしっかり作っていたのかもしれません。
こんな小さな身体で、優先順位をつけて生きようとしているキュウリ。
思わずジーンとしてしまうドラマでした。
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