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【自然栽培で家庭菜園】笹とり合戦

暦は3月。なのに今日は2月中頃のような寒さ。
たまには近くに山歩きでも・・と思っていましたが、
冷たい北風に心折れました。

久しぶりに畑の報告です。

実は、今年に入り、畑を借り増ししました。
以前に声掛けしていた貸農園のオーナーさんから、
1月末にひとつ区画が空いた、との連絡があったのです。
昨年借りた畑からは、車で15分程の距離ですが、
もう少し畑を借りたいなあ、と思っていた私は
二つ返事で快諾。
家庭菜園3年目にして、30平米の畑!心が躍ります。

ただ実際に畑をみて、気になったことも。
ひとつは、笹。
全面ではないものの、畑の表面一部に
ピョコピョコと笹の頭が出ているのです。
よくよく確認してみると、
笹は隣地からやってきていることが発覚。
ちょうど境界線付近にワサワサと笹が繁っています。
地下茎で伸びる笹。
隣の壁の下をくぐって、こちらにやってきたというワケです。

まぁそれほど畑に繁っているわけではなし、
ちょっと抜けばいいか、と思ったのですが、とんでもない!
笹を知らないワタクシ。。。甘く見ておりました。

敵もさるもの引っ搔くもの。

表面に出ている部分なんて、本当にごくごく僅か。
なんなら1パーセントにも満たないかも。
氷山の一角とはこのことか?
むしろ、掘れば掘るほどあきらかになる氷山の大きさ・・。

地上とほぼ並行して走る太い茎は、まるで触角がついているるかのように、土の中を潜ったり、上に伸びたり。
匍匐(ほふく)茎と呼ばれていると知りましたが、本当に地中を匍匐しているのです。
さらに数本の地下茎が、地上20センチから60センチの深さに、お互いを邪魔することなく走っていて、さながら畑の中は高速道路のジャンクション。

しかもその太い茎からは、細い枝がいくつも出ていて、
一部は地上に、一部は横に伸びているのです。
私が目にした笹の芽は、その枝のひとつだったのです。

つい茎を引っ張りたいところですが、
笹の厄介なところは、切れた茎の一部から、
また根が出て再生してしまうところ。

一本の茎を切らないように、
道筋を予想しながら、
慎重に掘り進めていかなければいけません。

ちょうど2月の3連休。頑張りました。
さすがに私一人では力不足なので、夫にも協力要請。
いつもなら連休ともなれば、夜更かし朝寝坊なのに、
毎日泥のように眠る日々。いつもより健康的?

穴掘りも研究しました!
ご存じですか?疲れず、効率的に穴を掘る方法。

片膝を立てた状態で、シャベルで掘り、
腰を回して土をどかし、掘り進めていくのです。
やってみると、片膝をついているので、腰が立ち、
疲れにくく、長く掘ることができるのです。

そういえば、自衛隊の方がそんな姿で掘っているのを
テレビで見たことがあるような・・・。
まっさか、自分もそれをやることになるとは💦

掘ること3日。
掘り出した笹は、なんと長いもので2.5mもありました。
その姿たるや、まるで竜の骨(見たことないけど)!

掘り出したササ。背骨のよう。

取れるだけ取り、最後に侵入を防ぐために
あぜ板60センチを境界に埋めました。

笹は6月~8月が繁殖時期ということなので、
まだまだ安心はできませんが、でも、これも何かの経験。

埋め込んだあぜ板。効果はいかほどか?!

畑初心者なら意気消沈していたかもしれませんが、
4年目ともなると、そんなことではへこまない(笑)。

自然栽培の家庭菜園として使えるのはいつになるのか??
試行錯誤しながら、
楽しんでやっていきたいと思います♪

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