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足助のおばさん 田舎暮らし 253

この連休は例年ならば「成人式」と前後して「出初式」が行われていました。昨年、今年と、豊田市では予定していた出初式を中止しています。
私と夫が今の我が家に越してきてから、夫は自動的に「消防団員」になりました。私はてっきりボランティアだと思っていたら、「非常勤公務員」だそうです。(Wikipedia)。年末年始に夜警に回ったり、出初式で「ポンプ操法」を競ったり、もちろんそのために練習したり、当時は土曜日は「半ドン」でしたから、貴重な休日を消防団に奪われるので、私は不満たらたらでした。
「非常勤公務員」だと知って納得したのですが、夫が消防団の会計をしていた時には団員それぞれに手当てがついて、銀行(農協です)の窓口に、私が代理で行ったものです。
夜警や出初式は危ない仕事ではありませんでしたが、本物の火事が起きると町内放送で「第○分団は出動してください」と放送がかかります。私の記憶では、火事が起こるのは決まって夜中で、1度ならず夫が火事の現場に駆け付けたことがあります。火が消えた後、消防署員(赤い服のファイアーファイター)は署に戻られますが、消防団員は24時間見張りに残っていました。そりゃボランティアでできる仕事じゃないです。
夫が中学生の時にはまだ「足助北部中学校」という歩いて行ける中学校があり、消防団員はおおむね中学の同級生ということになります。40歳で消防団を引退してからも何かと飲み会のお誘いがあったものですが、息子はそういう濃い付き合いはしたくないと言っています。(2022年1月9日 記)

(元ブログ 消防団: Here Come the 足助のおばさん (asukenoobasann.com)

#どこでも住めるとしたら

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