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足助のおばさんと教育 52

資格

娘が薬剤師の国家試験に合格しました。夫も私も、試験さえ合格すれば自動的に薬剤師になれるのだと思っていたんですが、合格後あれこれの手続きを踏まえて、ようやく免許状が届くのはまだ数ヶ月先のことだそうです。
私は教員の免許を持ってますが、これは規定の単位と教育実習を受ければ卒業時に卒業証書と一緒に手渡されました。薬剤師の免許と比べると、ホント誰でもとれる資格なわけです。「デモシカ教師」と呼ばれた世代の方がいらっしゃいますが、確かに「教師でもやるか」くらいのモチベーションで手の届く資格です。
この教員免許も更新制になって、いずれ私の持っている免許も役に立たなくなるかもしれません。もっとも、私のようなロートルには適用を免れるといううわさもありますが、どっちにしてももう学校で仕事をしようという意欲がないので関係ないです。
しかし、一応語学を武器に仕事をしている身にとって、海外の経験が皆無というのもまずいかな、と思い始めています。ニュージーランドで2~3週間の語学留学ができるという赤旗の広告を後生大事に持ち歩いてるんですが、1年間塾の先生を続けることができたらぜひチャレンジしてみたいと思ってます。昨夏原水協のご縁でお会いしたコラソン女史に再会できれば望外の喜びですが、そこまでは期待しません。とにかく英語圏で生活したというアリバイがほしいです。
娘は、薬剤師の免許状を手に入れたら、薬剤師の資格でバイトができるそうです。時給は軽く私の倍以上です。子どもたちが薬学部に進学したのは、夫の意向がかなり強いですが、世間知らずな高校生に適切な進路を指導することはやはり必要なことだった思ってます。(2009年4月16日 記)

(元ブログ 資格: Here Come the 足助のおばさん (asukenoobasann.com)

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