市の決算状況

私の住む市では、毎月町内会から市の広報が配付されている。町内会の仕事かと思っていたら、町内会が受託して収入を得ているらしい。町内会のないところ等は、市が委託した運送業者が配っているようだ。

令和2年12月号に市の決算が載っている。なんと令和元年度の決算が9ヶ月後に公表されているのだ。民間企業であれば、確定申告の関係で大部分は2ヶ月後までに数値が固まるから何とも遅い。

決算は、一般会計、特別会計、企業会計に分かれている。

一般会計の歳入内訳は、市税が34%、国庫支出金が24%、地方交付税が11%、市債が9%など。国に頭が上がらないのがよくわかる。収入なので借入金も入ってくる。わかりにくいところだ。歳出内訳は、保健福祉費39%、職員費16%、土木費11%、公債費9%などとなっている。

特別会計の主なものは、国民健康保険、後期高齢者医療保険、介護保険となっている。企業会計の主なものは、水道、下水道、市立病院となっている。赤字だ黒字だの説明があるが、これは収支の赤黒なのだろうか。一般会計から支援金が出ていることはどう影響しているのだろうか。広報だけではよくわからない。

国と同様、バランスシートはない。よって財産の状況は公有財産である土地や建物の面積などが記載されている。こんなものを見て、何がわかるのだろうか。

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