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高齢者の運転にどう向き合うか

こんにちは、のっぽです😃

なにかと話題になる高齢者の運転🚙
我が家の父の事例が、
少しでも参考になれば幸いです。

🚙まず父を認める🚙

「運転は止めてほしい」
「運転するのは反対」

そんな事を父に言って、
何度も衝突をしました。

結論としては、
まずは、父の想いを認めて否定をしない。
これが一番だとわかりました。

🚙運転への想い🚙 

うちの父は、50年以上仕事で、
大型トラックを運転していました。
運転や車への想いは人一倍。
だからこそ、
運転免許返上とはいきませんでした。

そんな父も、2年前に大動脈解離で緊急手術。

2か月ほど入院し、
その間に自家用車が車検切れしたために、
いったん車を手放しました。

父の運転に不安を感じていた家族にとって、
運転問題は一件落着、
のはずだった。

🚙また運転したい🚙

本当に緊急手術したの?
と思うくらいに、おかげさまで術後は良好。

そこで最近、
父は運転すると言い出し始めました。
ここからが、父とのやりとりが本格化します。

「絶対に事故を起こすはずがない」

50年以上運転してきた自信から豪語する父。
80歳を超えて、
思考力と体力の衰えを認めながらも、
運転の話になると、揺らがない自信。

家族からは、
「運転は、しないでほしい」
こちらの想いを伝えるばかりでした。

ある日、意見が平行線のまま、
「もういい、明日、車買いに行く」
と、父から会話をシャットダウン。

ドキドキしながらも、
父を信じて翌日を迎えました。

🚙本人も感じる不安🚙

実際に車を買いには行きませんでした。

思考力や体力の衰えは、本人も感じている。
一方で、体力が落ちたからこそ、
車が便利だし必要だと訴える父🗣

そんなある日、
レンタカーを自分で借りて運転して来ました。

リモコンで鍵を開ける。
ボタンでスイッチオン。

「運転していない間に車が変わった」
2年間のギャップも実感したようです。
(無事故で帰ってきてくれて、よかったです)

それでも、
「どの車を買おうか」
「買い物大変だから車が必要」
「駐車場を使わないのは、もったいない」

車を買う理由を合うたびに、
念仏のように話しかけてきます。

🚙相手を認め、結論を求めない🚙

「車を運転して、飯を食わせてやった」
そんな父のプライドに敬意を尊重する。

その前提で、
父の生きざまである「運転」を、
またはじめたいという欲求に、
しっかりと耳を傾けて、
最大限欲求は認めてあげる。

そのうえで、
否定をせずにこちらの考えを伝える。

①昔と車も変わっている
②相手のせいで事故することもある
③運転をしない方がいいと思う

三段論法のこころは、
❶車が変わってしまった
❷でも、父の運転技術はピカイチ
❸だから、父に選択権は渡す

そして、
「運転はしないよ」
なんて結論は求めない。

それが我が家の解決法です。
(解決はしていませんが)

先延ばしかもしれませんが、
父に付き合っていきたいと思います。



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