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2022年4月配当金

こんにちは!のっぽ(@noppo_value)です!
春がいつの間にか通り過ぎ、夏めいて来ましたね。4,5年ぶりにGWを休めてすっかり更新が遅くなってしまいました。おかげさまで家族みんなで充実した連休を過ごせました。

配当金の目標額は5万円/月に設定しています。
※全文無料で読めます。

1.配当金額

図1.ひと月当たりの配当金額

このグラフはひと月当たりの配当金額です。縦軸は米ドル、横軸は月です。

▼凡例▼
 薄緑:税引き前の配当金額
  緑 :税引き後の配当金額(茶線が累積平均値)
  橙 :2021年の配当金額 
  紫 :2020年の配当金額

4月の配当金額実績(税引き後)は以下の通りでした。
  64.55 USD ≒ 💴 8,376円(Y/Y +186%)@129.7円/USD
 今月は$ARCC $KO $TSMなどが労働してくれました。ドル円は前月比+7.1円。2か月前と比べ+14円。20年ぶりの円安水準です。ドル円は引き続きぶっ壊れてますね…。
 株価は右肩下がりで22年初来安値に。ドルでもらえる配当金の価値が急上昇中。

▼月5万円への道のり(達成率)▼
15か月目の平均額 2,934円/月( 5.8%)
16か月目の平均額 3,091円/月( 6.2%)
17か月目の平均額 3,208円/月( 6.4%)
18か月目の平均額 3,213円/月( 6.4%)
19か月目の平均額 3,466円/月( 6.9%)
20か月目の平均額 3,697円/月( 7.4%)
21か月目の平均額 3,673円/月( 7.3%)
22か月目の平均額 4,026円/月( 8.0%)
23か月目の平均額 4,178円/月( 8.3%)
24か月目の平均額 4,160円/月( 8.3%)
25か月目の平均額 4,785円/月( 9.7%)
26か月目の平均額 5,258円/月(10.5%)

2.市況総括

トピック1:FOMC

 4月FOMCの議事要旨が公開されました。要点は先月記事にまとめてあります。

 5月のFOMCも終了しました。要点は以下の通りです。
▽インフレ
・インフレはあまりに高い。抑制へ迅速に動く。
・さらなるサプライズもありうるため、新たなデータや見通しに機敏に対応する。
・インフレリスクに高い関心
▽政策金利
・政策金利は全会一致で50bp利上げ。75bp~100bp
・データを見つつ今後2回の会合で50bpの利上げが検討される。
・75bpの利上げはFOMCが積極的に検討しているものではない。

https://twitter.com/goto_finance/status/1524387280944713728

▽資産縮小(QT)
・6月から合計475億ドル/月 で削減開始
・内訳は
 ①国債:300億ドル/月
 ②住宅ローン担保証券(MBS):175億ドル/月
・3カ月かけて倍の最大950億ドル/月にしていく
▽その他
・労働市場は極めてタイト
・景気は軟着陸する可能性が高い
・ウクライナ情勢が経済に与える影響は極めて不透明
・中国のロックダウンは国際物流混乱に拍車

※詳細は後藤さんの記事をご覧ください。

トピック2:1-3月決算

 GAFAMTの22年1-3月決算が出揃いました。概要は以下の通りです。前四半期が絶好調であり、明暗が分かれる結果でした。市場が逆風であるため、好決算で上昇しても売り圧力がすさまじく全銘柄200,50MAを割っています。Don't fight the FED.
※画像はすべて企業分析ハック(@company_hack)さんから引用

$GOOGL ✖
 ・EPS:24.62 vs. 25.94
 ・売上:68.01B vs. 68.07B
 ・ガイダンス:ロシア撤退の影響が2Qに。ドル高が好影響。
 ・最大700億ドルの自社株買い
 ・クラウド事業以外が成長減速
$AAPL  ○
 ・EPS:1.52 vs. 1.43
 ・売上:123.95B vs. 115.66B
 ・ガイダンス:なし(供給制約、中国需要減、為替、ロシアの影響あり)
 ・900億ドルの自社株買い
 ・+5%の増配発表(0.22→0.23$/share)
$FB    △
 ・EPS:2.72 vs. 2.56 
 ・売上:27.9B vs. 28.2B
 ・ガイダンス:2Q売上;28B-30B vs. 30.63B
 ・MAU:2,935M vs. 2,970
 ・DAU:1,960 vs. 1,950
 ・売られすぎの反発で決算翌営業日+17.6%
$AMZN  △
 ・EPS:-7.56 vs. 8.36($RIVNの評価損$7.6Bを除くと+7.39)
 ・売上:116.4B vs. 116.3B
 ・ガイダンス:売上予想 116B-121B vs. 125.55
  ウクライナの影響
 ・為替により売上$1.8B減
 ・クラウド(AWS)が牽引;17.78B→18.4B(Y/Y+37%)
$MSFT  ◎
 ・EPS:2.22 vs 2.18
 ・売上:49.36B vs. 49.03B
 ・ガイダンス:売上高 52.4B-53.2B vs. 52.68B
 ・クラウド(Azure)が好調;Y/Y+49%
 ・ロシア事業撤退の影響;EPS -0.01, 売上 -130M
 ・ドル高の影響;EPS -0.03,売上 -3.2M
$TSLA   ◎
 ・EPS:3.22 vs 2.26
 ・売上:18.756B vs. 17.8B
 ・生産:305,407台(Y/Y+69%)
 ・納車:310,048台(Y/Y+68%)
 ・ガイダンス:年平均+50%の納車台数増加維持
 ・上海工場1か月閉鎖の影響は次Qに現れる

https://twitter.com/company_hack/status/1519817068023267328?s=20&t=kFx1oVIezEsiF7LHM_GSwA
https://twitter.com/company_hack/status/1519832298862288896?s=20&t=kFx1oVIezEsiF7LHM_GSwA
https://twitter.com/company_hack/status/1519836748175769600?s=20&t=kFx1oVIezEsiF7LHM_GSwA


3.4月の騰落率

図3.S&P500 4月ヒートマップ(finvizより)

 真っ赤っかですね。S&P500指数は2月の底値を耐えたものの、ナスダックは2月の底値を割り年初来安値を更新。5月も下値を掘り続けています。辛うじて生き残っているのは生活必需品セクターとヘルスケアセクターのみです。
 非常に厳しい相場環境です。生き残るためには、キャッシュ比率を高め、じっとマーケットの方向を見据えるべきでしょう。

 オニール流におけるマーケットの方向性は、2カ月ぶりに転落しました。3月FOMC議事要旨公開の4/6に"Uptrend Under Pressure"へ。ブラックアウト期間前の度重なるFED高官のタカ派発言により、4/23に"Market in Correction"。4月末に、前述のGAFAMT決算もありましたが、結果はまちまちでセンチメントを変えるには至りませんでした。

2/11に🟡"Uptrend Under Pressure"=「上昇相場頭打ち」
2/23に
🔴"Market in Correction"=「株式市場調整中」
3/16に🔵"Confirmed Uptrend"=「確固たる上昇相場」
4/6に🟡"Uptrend Under Pressure"=「上昇相場頭打ち」

4/23に🔴"Market in Correction"=「株式市場調整中」

ダウ    -  4.905%(34,678.35 → 32,977.21)
ナスダック -13.368%(14,838.49 → 12854.80)
S&P500   -   8.729%( 4,530.41 → 4,131.93)
ラッセル  -  9.952%( 2,070.13 → 1864.10)
My Portfolio -11.67%(米国株のみ)

My Portfolioはコア・サテライトを採用してるものの、GAFAM比率が高いため漏れなく被弾しています…。

4.反省と今後の見通し

▼グロース株
 トータル-700ドルほど、損切りしました。キッチリ-8%で切れたのはGOOGLのみ。「中長期だから。2,3月みたいにすぐ反発するだろう」という希望的観測を持ち続け、ズルズルと傷口を広げてしまいました。猛省。ルールに則り-8%に逆指値を置いておき、機械的に損切る大切さを非常に感じました。"Uptrend Under Pressure"へトレンド転換したての冷静なうちに切るべきだと痛感しました。SOXLは含み損をずるずる拡大し致命傷・塩漬け銘柄となっております…。
・ZIM
・GOOGL
・NVDA
・ABNB
・SMH
・SPGI

図5.4月末時点のグロース株PF


▼高配当株
・VYM
しばらく前入れた指値がささりました。予定通りの押し目買いで満足です。
・PFF
PF比率が下がってきたので買増し。
・ABBV
買われすぎた反動で下げたところに押し目買いしたつもりが、ズルズルホールド。4/29の決算ミスに泣く泣く一部利確。やはり+20%で一部でも利確するべきだった。4/29の窓を開けて下落した際に下ヒゲをつけており、チャートが上向きになりポジションを増やすか検討中。

▼5月の戦略
 Market Directionが変わるまでじっと耐えるべし!優良銘柄の長期保有に限り、押し目買いする。ただし、よくよく検討してからのこと。半導体銘柄はウォッチし続けます。
 高配当については安く枚数を増やせる可能性があるので、ETFのみ指値だけ入れてじっくり待ちます。
▼売買履歴
Buy(11回):
・短期 SOXL,ZIM,TMV
・中長期 ABBV,GOOGL,VYM,PFF
Sell(8回):XOM,ZIM,GOOGL,NVDA,ABNB,SMH,SPGI,ABBV




◇3月コメント
▼グロース株
 🔵になったため少しずつキャッシュを投入しました。🔵に切り替わる日に購入できた銘柄は好パフォーマンスであった一方、分散して月末に購入した銘柄は乗り遅れ気味でした。配当落ちの逆張り狙いだった $ZIM は完全にミス。値ごろ感で買わず、売り枯れまで待つべきでした。
◎利確実施
$DDOG $SPXL $SOXL $XOM $CF
○直近の底値付近で自信をもってイン
$DDOG $AAPL
△インのタイミングミス(損切り)
$CNCX
✖下落かつホールド
$ZIM

▼高配当株
 ハイテクグロースに資金流入し、ローテーション発生のタイミングで $VYM $KO を押し目買いできました。$TSM は値ごろ感で買ってしまいましたが、4月決算でまた吹き上げるのに期待。ヘルスケアがすこぶる調子良いのでハイテクから資金を追加投入しようかと画策中です。

▼4月の戦略
 5月FOMCに向けて、また、セルインメイの時期でもあるので短期ハイテクは一旦手仕舞いするつもりです。短期3XレバETFも終わります。楽しいんですけどね。QTや金利上昇圧力で11月まではしばらく受難の時かな~と。キャッシュ厚めで🔵"Confirmed Uptrend"=「確固たる上昇相場」のときだけ相場に顔を出そうかと思います。購入回数は5回までとか条件つけするのもアリ。
 基本に立ち返り50,100,200MAが右上がりの銘柄(セクター)に順張りします。

▼売買履歴
Buy(17回):
・短期 $CF $SOXL $CNCX $ZIM $DDOG $ABNB
・中長期 $SMH $AAPL $SPGI $VYM $KO $TSM
Sell(8回): $SOXL $XOM $SPXL $DDOG $CNCX


以下、関連記事です。

3月の配当実績です。過去最高額を記録しました。

5月の記事です。配当金は少ないし、相場は調整中だしどうなるんでしょ?


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