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資産運用状況@2024年10月 運用する米国株銘柄紹介します

氷河期世代ですが、億り人となったさんろくです。2024年7月には総金融資産が2億円を突破、2億り人となりましたが、その後のサームルール発動および日銀の利上げショックによりドローダウン。現在は再び2億円を目指しポートフォリオを構築している状況です。
そんな中、2024年10月の最新ポートフォリオを公開します。私なりの各社の買う理由(参入障壁や優位性)についてコメントしており、皆さまの参考になれば幸いです。

現在の資産残高

まずは足元の資産残高をご確認ください。
7月以降、ドローダウンはしているものの、本日コメントするような視点でAI銘柄中心に投資を行ってきており、今年だけでも約4,900万円(率にして42%)増えている状況です。

2024年10月資産残高

米国株ポートフォリオ

上記資産の中で、中核を成すのが米国株式です。ここから、米国株式ポートフォリオを、私なりの将来性に対するコメントとともにご紹介します。

エヌビディア(NVDA)

私のポートフォリオの主役にしてキング。テンバガー達成済み。現在の生成AIの衝撃はこの会社のGPUなくして実現しなかった。同社の最新GPUであるブラックウェルは非常に強力で、さまざまな会社から”異常”なほど買いたいと言われている様子。AI技術者向けプラットフォームCUDAでの囲い込みでの参入障壁が高く、各国政府と個別契約を結ぶソブリンAI戦略はこれから進展する状況であり、まだまだ伸びる要素あり。個人的に注目しているのが、同社は通信技術・機器の開発にも力を入れており、6G時代は、インテル時代のCPUや通信機器や技術に代わって同社のGPUや通信機器・技術が利用されるかもしれない。

アーム(ARM)

私の将来に向けた資産拡大のコアとなるべき銘柄。ソフトバンク子会社であり、世界の半導体設計の大部分を牛耳りライセンス料でじわじわ収益を得続けるという設計家集団。同社が設計するCPUはエネルギー効率が非常に良く、モバイル端末全盛の時代欠かせず、また電力消費が課題とされているAI処理でも不可欠という優位性あり。エヌビディアが失速する絵は描けてもアームが失速する絵は描けず、将来性しか感じない。エヌビディアへのヘッジでもある。

アステララボ(ALAB)

クラウドとAIインフラ向けの半導体ベースの接続ソリューションを提供する企業です。特にデータセンターや高性能コンピューティング環境でのデータ、ネットワーク、メモリ接続の最適化に注力。同社の製品は、システムのパフォーマンスと効率化に優れており、クラウドサービスプロバイダーやAI研究機関から高い評価を受けている。エヌビディアからも欠かせないパートナー企業として紹介されていることに加え、エヌビディア以外のメーカーとも取引があり、同社の技術力が継続する限り、エヌビディアの勢力が陰ったとしても、同社の高い技術力へのニーズは減少しない。エヌビディアへのヘッジでもある。参入障壁は製品の技術力そのものでありエヌビディアやアームと比べると低いと認識しており、ライバル企業決算発表の都度チェックすることが必要。

テスラ(TSLA、TSLL)

言わずと知れた電気自動車メーカー。自動運転技術FSDは群を抜く優秀さ。ただ、同社はそれだけではなく太陽光発電システムやエネルギー貯蔵システムに加え、ロボット開発を進めている。ただのEVメーカー?販売台数増えないとだめ?いやいや、生成AIの進展により同社への期待値は変わる。特に、自動運転技術は生成AIの進展により、データを有する同社の技術が飛躍的に進展する可能性あり。また、ロボット開発においても生産まで垂直統合で行う同社は、先行して低廉な価格で販売、自動運転同様、データの蓄積が進み、指数関数的に他社技術を凌駕する可能性あり。

QLD

正式名称は、ProShares Ultra QQQ。略してQLD。ナスダック100指数の1日の値動きの2倍を目指すレバレッジ型ETFです。主にApple、Microsoft、Amazonなどの大手ハイテク企業で構成されており、上昇局面では大きな利益が期待できる。足元、米国経済はソフトランディング期待が高まっており、リスクオンが続く限り保有して問題ないだろう。ただし、レバレッジをかけている商品の宿命、下落に弱いため、市場が「リセッション入り」と騒ぎ出したら躊躇せず一旦売却するつもり。

ここまでは誰もが知る有名な企業です。私なりの参入障壁や優位性をコメントしました。
次からは、X上でもあまり見かけない、私だけが投資している将来のテンバガー候補たちです。

最後に一点注意事項です。ここに記載する銘柄及び記載内容は私が現時点で投資している銘柄を私なりのコメントをしたものであり推奨や助言するものではありません。投資は自己責任でお願いします。

では、そこまでご理解いただいた上で、将来のテンバガー銘柄をご覧ください。

テンバガー候補

サウンドハウンドAI(SOUN)

エヌビディアが出資し提携する、音声人口知能(AI)と音声認識技術を開発する企業。エヌビディアとの提携では、車載向け音声AIソリューションを提供。具体的には、エヌビディアのDRIVEプラットフォーム上で動作し、クラウド接続がなくてもリアルタイムで生成AIの応答を提供可能となる。運転者は車両マニュアルやその他関連データに自然な音声でアクセスできるようになる。テスラのライバルということになるが、テスラ以外のライバル自動車メーカーが独自に自動運転プラットフォームを開発することは事実上困難。提携関係から言えば、テスラはapple、エヌビディアはWindowsといったイメージ。そのWindowsの中核技術を担うとなれば、業績が良くならないわけがない。

コヒレント(COHR)

様々な材料や部品、デバイスなどを開発する企業であるが、光通信や半導体レーザー技術が有名。注目しているのは、AIデータセンターに欠かせない光トランシーバー技術を有する。同社の技術を活用することで、高速かつ効率駅なデータ通信が可能となりAIトレーニングや推論のパフォーマンスを改善する。当然エヌビディアとも提携しており、エヌビディアのチップには同社の技術が採用されている。マーベルやブロードコムがライバルとなるが、両者とも協業しており、メタやグーグルなどビッグテックがマーベルやブロードコムと協業して独自に開発するチップへの採用可能性も高く、エヌビディアへのヘッジでもある。なお、著名投資家スタンリー・ドラッケンミラー氏も同社に注目しており、投資会社デュケイン・キャピタルが同社の株式を大量保有していることで知られている。

エノビックス(ENVX)

先進的なシリコン電池技術を開発する企業。シリコン電池はリチウムイオン電池お一種で高容量化が可能な技術とされている。特に高エネルギー密度と安全性を兼ね備えたリチウムイオン電池の設計、開発、製造に注力している。主な市場は、ウェアラブルデバイス、IoT、スマートフォン、ラップトップ、電気自動車などで、AI時代に欠かせないパーツとなる。ただし、同社の製品はまだ試作品の製造・試験段階であり、本格製造に至っていないところに留意が必要である。だが、そこが長期投資の妙味だと考えており、本格製造が開始されれば株価が上がる未来しか想像できない。なお、手元資金はそこそこあり、今今の破綻懸念は少ないと思われるが、リスクが低くない点に注意しておきたい。こちらも毎回決算に注意が必要である。

サーブロボティクス(SERV)

自律走行ロボットを開発している企業で、ラストマイル配送に特化したロボティクス技術を提供している。このロボットは、食品や小型パッケージの配送に使われる想定。飲食業界やeコマース分野での需要が増加しており、2024年第2四半期決算で46.8万ドルの収益(前年同期比で655%)を上げた。エヌビディアと提携しており、高度なAI技術やGPUを利用することが可能で、今後の機能向上が期待でき、ライバルより有利か。ただし、純損失が900万ドルもありリスクは高め。

最後に

これまで人類はいくつかの革命を経験してきました。代表的なものとして農業革命、産業革命、情報革命です。これに匹敵する革命が今起きようとしており、それがAI革命です。
この革命は始まったばかりでありますが、指数関数的に進歩する性質を持っています。今はまだ実用段階にないものでも、2030年には多くが実用に向けめどが立っているでしょう。
かかる認識を前提とすれば、エヌビディアだけでも2030年ごろには株価は2倍近くまで上昇しているのではないかと思いますが、それ以上に関連銘柄の株価も上昇すると考えています。

また、歴史は繰り返さないが韻を踏むと言います。過去の歴史を踏まえれば、エヌビディアの天下が永遠に続く保証はどこにもなく、一生一緒にエヌビディアとは言えないでしょう。私としては投資の基本であるリスク分散・リスクヘッジの観点から、エヌビディアライバルが台頭してきたときにも収益を上げ続けられるという視点も重視し、銘柄を選定しています。

決算のたびに状況がコロコロ変わるのが米国株式投資です。今後も定期的にアップデートしていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。
本日はここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

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