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月のサインから考える  「子供から見た」母親のイメージ

親からすると同じように育てたはずの兄弟姉妹が、子供によって全く違う風に育っていると思いませんか?
そして「自分は○○という性質の母親だ」と思っているのに、子供から見ると全く予想外の母親像が出来上がっていたりします。
また、親からすると愛情をかけているはずなのに、子供からは「お母さんは全然わかってくれない、自分は大事にされてない」と言われたりしてびっくりしたりしませんか?
今回はそれについて、子供の月のサインから考察したいと思います。

月とは

日常的に、無意識のうちに取ってしまいがちな行動や感情を表す天体です。
主に0~7歳の いわゆる物心つく前の幼児期に、日常的に反復して刷り込まれてしまうので、自分では気づきにくい部分です。うっかり身に着けてしまった部分もあるかもしれません。
親の庇護下に置かれている時期で、またそれが本人にとっても当たり前なので、近くにいる母親からの影響を強く受けます。そういう観点から、月は母を表す天体とも言われます。

月のサインとは

いわゆるよく聞く「牡羊座」から「魚座」といわれるものです。
「今日の運勢は○○座が~」と耳にしたり目にしたりするのは太陽星座と言われ、自分の誕生日の星座です。
太陽星座があるように、月星座も皆さん持っています。
自分が生まれた時間に月が何座にあったかによって決まります。
月は太陽と比べて動く時間が早いので、生まれた時間によっては月星座が変わることがあります。生まれた時間がわからず、2つの星座のどちらかわからない時は両方のサインの所を見て、あてはまる方を選んでください。

月のサインの調べ方

無料で調べられるサイトがいくつかあります。
ご自分でお好きなサイトで調べてみてくださいね。
以下に私が良く使うスターナビゲーターさんのサイトを貼っておきます。
出生時間がわからない場合は、チェックボックスがあるのでそこにチェックを入れてください。
Star Navigator | ARI 占星学総合研究所 (arijp.com)

月のサイン別特徴

お子さんの月星座を調べてください。
お子さんから見て、お母さんがどんな風に見えているか、感じているのかを以下のサインから当てはまるものを読んでください。
ご自分の月星座を読むと、ご自分のお母さまがご自分からはどういう風に見えていたのかがわかります。

牡羊座 ストレートな表現。即行動。裏表がない。落ち着きがない。
牡牛座 実体験を伴う。スキンシップ。ゆっくり話す。頑固。
双子座 情報収集が得意。友達のような感じ。おしゃべりが好き。
蟹座 家族思い。愛情豊か。世話好き。心配性。
獅子座 目立つ華やかな存在。堂々としている。イベント好き。
乙女座 几帳面、真面目、堅実、分析力が高い。細かい。
天秤座 バランスが良い。調和的。人の話を聞く。
蠍座 一体化したがる。洞察力がある。支配力がある、カリスマ的存在。
射手座 自由。一所にとどまらない。考え方が壮大。
山羊座 真面目。成果を出す。計画的。きっちりこなす。冷静。
水瓶座 自由。放任主義。自分で自分の責任を取る。個性的。
魚座 現実離れ。夢見がち。人との境界線が曖昧。受け入れる。 

我が家の場合

我が家は息子が2人いて、長男が月魚座、次男が月乙女座です。
長男から見た私は「現実感の薄い、ふわふわした地に足のついて無さげな母で、でも自分を受け入れてくれる、自分との境界線が曖昧な母親」というイメージでしょうか。
次男からすると「現実感の強い、几帳面で真面目な母で、分析したがりの細かいことを指摘する母親」というイメージになるのでしょうか。
全く真逆のイメージですよね。
私自身は月蟹座なので、私の母親のイメージは「家庭のため、家族のために頑張る家族思いの家庭的な母親」です。仕事もバリバリやって家庭も大事にする、そんなイメージでした。

まとめ

月のサインは無意識下での親からの刷り込みが強い部分もあるのですが、もともと本人がそういう性質を持ってこの世に誕生しているので、よりその部分が気になる、そして強調されて受け取ってしまうのではないかと思っています。

私はこういう母親になりたい、という理想を持っていて、でもそうなれずに落ち込んだり、自分を責めたりする事がよくありました。母親ならば、子供にとってこうあるべきという思い込みが強かったのですが、西洋占星術を学んでいるうちに、自分が考える理想の母親像と、子供にとっての理想的な母親像とは全く違うのだということに気付くことができました。もっと早くにそのことがわかっていたら、あんなに悩まずに済んだのにと思います。

ご自分にとって月とは優しくデリケートな部分であり、また子供にとっても優しくデリケートな部分なので、丁寧に大切に扱うことが大切だと思います。
あなたはそういう風に感じるのね、ということを理解して対応することで、お互いが安心して心穏やかに日常を過ごすことができるのではないでしょうか?
ご自分の思う母親像と子供から見た母親像が違う、ということを知ることで少しでも子育てが楽に感じられたら嬉しいなと思います。


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