子供の可能性を最大化する要素① 親からの無償の愛 / 親子の信頼関係 / 子供の心理的安全性(6)「褒める」の威力

今回は「「褒める」の威力」というテーマで書きます。

【初めに結論】

・子供も大人も一緒。褒められたら嬉しくて頑張っちゃう。
・人は、褒めてくれた人を信頼し、愛情が湧く。
・「褒め方」も色々あります。ピンと来るものを探してみましょう。
・さあ、子供を褒めましょう。


【子供も大人も一緒。褒められたら嬉しくて頑張っちゃう。】

褒めるメリットは数え切れないほどあるのでしょうが、パッと思いつくだけでもこんなにあります。
・親子関係(愛着・心理的安全性)の向上。
・自己肯定感が伸びる、自信がつく。
・他のことにも挑戦できるようになる。
・承認欲求が満たされる。
・悪いことをして目立とうとしなくなる。
・他人にも優しくできる。

「褒められる」は、お金をもらう時と同じ「報酬」として脳内で処理されているらしく(「生理学研究所」のHPご参照: http://www.nips.ac.jp/contents/release/entry/2008/04/post-36.html#:~:text=%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%80%81%E4%BB%96%E4%BA%BA%E3%81%AB%E8%A4%92%E3%82%81%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B,%E5%88%9D%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%AE%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%88%90%E6%9E%9C%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82)

「お金もらって嬉しい」と同じインパクトが子供に与えられるということです。すごいですね。

確かに、大人になるとなかなか褒めてもらえない・認めてもらえない気がします。

褒められず、満たされていない大人がたくさんいるからこそ、SNSで自慢したりするのでしょう。

仕事等でたまに褒められるとめちゃ嬉しかったりしますよね。

子供には、あなたの考え方一つでいくらでも褒めることができます。

つまり、いくらでも子供を喜ばせることができます。

とういことは、上述の
・親子関係(愛着・心理的安全性)の向上
・自己肯定感が伸びる、自信を持って他のことにも挑戦できるようになる
・承認欲求が満たされる
効果を、いくらでも引き出せるということです。

こんな素晴らしいことがあるのでしょうか。


【人は、褒めてくれた人を信頼し、愛情が湧く。】

これも大人同様ですよね。

「全然褒めてくれない親」を持った人が「でも親が大好き」と言うのを聞いたことがありません笑

子供とは良い関係でいたい。信頼関係・愛情関係をしっかりと持ちたい。

そう願う親ならば、しっかり褒めましょう。



【褒め方】

・結果はもちろん、過程や行動を褒める。
結果だけ褒めると「子供ではなく結果に対して褒めた」心象が強くなってしまいますが、過程や行動を褒めることで「子供自身」を褒めたことになります。かなり違いますね。

・(そこに至るまでの)大変さや創意工夫を理解して共感した上で褒める
「毎日遅くまで頑張ってたもんね」「ここの工夫が最高」等々、子供の頑張りの背景まで把握して共感することで、褒めが「薄っぺらく」なくなります。

・「I」メッセージで褒める
「〜してくれて(私は)嬉しいよ」というスタイル。
これ、叱る時も使いますよね。「あなたが〜したから私は悲しいよ」的な。
夫婦間でも効果ありますよね。もちろん親子間でも効果絶大。

・ ウィンザー効果
本人が言うより、第三者に言われた方が信頼されやすいという心理現象のこと。親子の会話に応用すれば、「パパが〜を褒めてたよ」「ママが〜を褒めてたよ」というスタイル。

・その他にも具体的な褒め言葉は色々ありますが、参考になりそうなのでこちらに貼っておきます。
https://homesha-pj.jp/dictionary/13-years-old/


ということで、子供をたくさん褒めましょう。

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