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リモートワークで失敗しない環境づくり

▲はじめに

どうも!no plan株式会社のおかむーです。

今回は、弊社でリモートワークで失敗しない環境づくりとして工夫していることをアウトプットできたら良いと思い、書かせていただきました。

リモートワークで失敗しない環境づくりとして弊社では、

1: 情報が透明
2: 緊張感
3: 責任感
4: モチベーション維持

を大切にしています。また弊社独自で行っていることとして、

・月曜日〜土曜日を業務日として設定

しています。ただし、月曜日〜土曜日の中で好きに1日休んで良いので実質週5になります。

▲この記事でわかること

・no plan inc.でのリモートワークで失敗しない環境づくり
・一般的なIT企業が行っている施策について
・no plan inc. が独自で行っている施策について

▲リモートワークで失敗しない環境づくり4ポイント

まず、リモートワークでの施策は組織の大きさによってアプローチが異なると考えています。弊社はまだパートナー合わせて4名ですので規模によって話は異なる場合がありますが、リモートワークで失敗しない環境づくりとして弊社では、

1: 情報が透明
2: 緊張感
3: 責任感
4: モチベーション維持

この4つが有効であると考えています。

過去、大学生のときに「ITサービス開発運用団体」のトップをしていたとき、30人規模のモチベーションの上げ方についても考えていました。
良ければこちらもご覧ください。


1: 情報が透明かどうか

情報が透明とは、

・社内の状況、他部署の状況がわかる状態にあること
・それぞれ個人のタスクが誰でもわかる状態にあること

を指しています。
誰もが他がやっていることを把握でき、状況を知れることで

・同じ質問を無くせる
・俺らはいったい何のためにこれをやっているのか
・あの人はいっつもサボってる、おれもさぼろう

などの迷いや、情報のなさからの間違った見え方/考え方にならないようにしています。

2: 緊張感があるかどうか

緊張感とは

・リモートワーク中でもまるでオフィスでいて人に見られているような緊張感を作り出せること

を指しています。
オフィスに出社してもらうことの殆どの目的はこの緊張感になると思います。例外はありますが、ある程度の緊張感がないと人はだらけてしまいます。緊張感の作り方としては

・自分で作成した見積もりで動けているか
・他者から見て進捗は妥当なものか

を計測できるようにしています。
間違った緊張感の例だと、「即レスをしないといけない緊張感」ためにPCをとなりに置いて別のことをやってしまうことです。

3: 責任感があるかどうか

責任感とは

OOを私はXXまでに仕上げなければならない

という、責任を与えます。
リモートワークでは「10時〜18時まで働いてください」は意味を成しません。これではただの「オンライン維持ゲーム」になってしまいます。

・成果型にして、オンライン維持ゲームにさせない
・早く終わらせてもらい自由な時間を称賛する

成果型にすると、早く仕事を終わらせる事によって自分の時間を確保することができます。自分の時間が確保できて、仕事以外のことができることこそが最高の喜びで、最高の技術の持ち主であり、全くサボりではありません。

4: モチベーション維持できるかどうか

・短、中、長の目標を見せつつ、それぞれがなぜやっているのか、なぜやりたいのかを考え、自分が一番モチベーションの湧くことをやってもらう(誘導する)

が大切かと思っています。

ではこの1〜4を達成するために、スタートアップ企業がよくやってることを紹介したいと思います。

▲スタートアップ系がだいたいやってること

Slackの分報チャンネルの開設

主に情報が透明かどうかを解決しています。
これは例えば、「times_okamu」というように自分の進捗や独り言、困っていることをつぶやけるようにしたチャンネルです。分報という概念から生まれたもので、どのスタートアップにいってもほとんどあります。

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こんな感じで、進捗や困っていることについて投げて、情報を交換したり早期解決に役に立ったりします。

また、「不要不急のprivateチャンネルとDMを禁止」しており、個人への連絡も分報上でやってもらうようにしています。そうすることで、情報がより透明になります。

案件ごとにSlackのチャンネルを作成する

これも主に情報が透明かどうかを解決しています。

同じことを言わなくて済みますし、情報が透明化され、早期のリスクヘッジができます。進捗も見られてるという意識がつきます。

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Trelloの進捗管理

主に情報が透明かどうか責任感があるかどうかを解決しています。

今なにをやってて、どこまでやってて、誰にボールがあって、あとどれぐらいすることがあるのかを把握することができます。弊社では受託案件もやってるので、クライアントと共有したりしてます。

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やるべきタスクにはなるべく期日をふり、何ができて何を今度やるべき7日を見えるか化する、これも一般的に使われているカンバンツールになります。
(追記2020/02/26) 最近、GitHubの料金プランが変更され、GitHub Projectsも多く使用するようにになりました!

アサインカレンダー

主に情報が透明かどうか責任感があるかどうかを解決しています。

今後だれの稼働がどれだけ空いているのか、将来何が差し迫っていいるのか
今日は何をするべきなのか、しているのかわかります。

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週1で全体MTG(各部署の進捗共有で情報の透明化)

主に情報が透明かどうか モチベーション維持できるかどうかを解決しています。

「どの部署が今週なにをやって、ここを頑張っている」「どのプロジェクトはこんな感じでもうちょいや」などを確認しながら

・週1で共有し情報を透明化する
・困っていることを正面から聞く
・定期的に困っていることないかどうかを聞く
・定例会でも各部署ごとに聞く

最後に議事録をとって全員の見えるところに共有しています。

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出社時間なし、退社時間なし

責任感があるかどうかを解決しています。

完全成果型なので時間は関係ないです。やるときはやってもらい、少し暇なのは仕事が回せた証拠です。酒のんでも良いです。

▲その他で効率的になるもの

MTGはカレンダーで入れる

弊社では、Googleカレンダーを使用していますが、日程合わせに時間をかけないように工夫しています。予定がありそうなら先に入れておくことで、それ以外は空いていることを意味しています。また、候補日をだしたら(仮)でいれておいて埋めておきます。そして予定が、fixしたら仮を削除しfixに変更して予定を保存します。そうすることで、余計な日程調整の手順を踏まずに済みます。

Discordでいつでも繋がれる

質問や少し話して解決したいことは、Discordで音声でいつでもつながれるように。そのときには、オープンなチャンネルでやってもらっています。

Slackプロジェクトごとに呟ける

各プロジェクトごとにボヤキ(boyaki)チャンネルも用意します。

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用途に応じて、Slackのチャンネル名には、suffix(最後に付く単語)をつけます。

・_develop
・_design
・_notification

チャンネルを用意して、その目的に合った会話してもらうようにしています。

準備と振り返りを行う

何事も、このMTGでは何を決めるのかを明確にし望みます。
そして振り返りも行うようにしています。

▲弊社独自でやってること

業務時間として月〜土にしています。
ただし、月曜日〜土曜日の中で好きに1日休んで良いので実質週5になります。

良いところ

・週6で仕事が進むし、誰か反応できる
・普段は正社員だけど土曜日に手伝ってもらえる人にjoinしてもらうことができやすい
・彼氏彼女がもし美容師などの不定休でも合わせやすくなる

この月曜日〜土曜日の業務施策をすることで、会社と社員両方にメリットが有るのではと思っています。

▲まとめ

1: 情報が透明
2: 緊張感
3: 責任感
4: モチベーション維持

これらを意識することで、少しででも生産性の向上につながると信じていろいろやっています!

▲最後に

音痴を治すにはどうしたらいいでしょうか。


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