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思い返せば多幸感

朝起きて、最初に淹れるコーヒーのおいしいこと。好きなときに、好きなだけコーヒーを飲めるというのは、とんでもなく幸せなことなんじゃないか、という気持ちになる。冬はストーブに当たりながら。

朝日が出てきたら、植物たちを明るい場所に移してあげる。手間だけど、運動がてら。ついでに植物たちの調子を見たり、成長をたしかめるのが楽しい。暖かくなったら株分けしようとか、新しい鉢に植え替えようとか、すこし先のことを考えるのもいい。

昼は、子どもたちの相手をする。まだ小さいから、一緒に遊ぶ。親というだけで、なにも疑わずに頼ってくるからおもしろい。こういう接し方をするのもいまだけかもしれないな。いまだけの楽しさがある。

夜は本を読んだり、絵を描いたり、パートナーと話したりしてのんびり過ごす。日課にする趣味があることと、気軽に話せる相手がいるというのは、ありがたいことだ。安心する。

寝る前に日記を書いて、その日を振り返る。お気に入りの手帳と、お気に入りの万年筆。これも楽しみのひとつ。書くものがなくなってすっきりするか、もしくは眠くなるまで、何かしら書いている。考え事のタネだったり、ただのらくがきだったり。

寝るときは、子どもたちのとなり。寒いさむいと言いながら、毛布にくるまるのは、それはそれで、幸福感がある。何事もなく眠れることは、ありがたいことだ。次の日の朝、飲むコーヒーのことを考えながら眠りにつく。

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以下、余談日記。

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