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#4 構造の複雑化の仕組み、句と節

4-0. 最初に全体のまとめ。

・文章は、単語単位でのみ、複雑になります。
・文章は、単語が句 or 節に置き換わることでのみ、複雑になります。

これまで学んできた基本原則を振り返ってみます:

#1- 『英語の構造』-3つの前提

① 文章=コア+飾り
② コアの並べ方で文章の意味が決まる
③ 文章は単語単位でのみ複雑化する&文章が複雑になる方法は句と節のみ

#2- 文章のコア、飾り、そして意味

あらゆる英文はたった4つのコアとその並べ方5種類(5文型)で説明できる

#3- 文型の扱い方、品詞

文型は動詞(S,V,O,Cの並び)、品詞(S,V,O,Cの中身)によって判断する
文型と品詞から導き出される『英語の構造』は英語普遍のルール

#2 と #3 は、最初にお伝えした「3つの前提」の1つ目と2つ目に対応する内容だったのです。残すは3つ目、「文章の複雑化」についてです。

3つの前提でお伝えした通り、英語は単語単位でのみ複雑になり、単語が句か節に変わる以外に英語が複雑になる方法は存在しません。これについて、詳しく学んでいきます。


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4.1 句と節は「一つの品詞として働く」

句、節の一般的な定義は以下のようなものです:

:複数の単語がセットになっているもの(例:in my house)
:接続詞と文章でセットになっているもの(例:when I was young)

しかしこの定義には一つ、句と節を実際に学び使っていく上で重要なフレーズが抜けています。句と節の'本当の'定義はこちらです:​

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