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人生にはどん底も必要

ふと感じたんです、上記のように。

人生って、もしかしからどん底が必要なのかもなって。


私にとってのどん底とは、
一昨年の年末から絶賛今にかけての時期なのですが

まず何でどん底になったかと言うと、「ビギナーズラック」なんですよ!(?)

そもそもビギナーズラックとはどういう意味かと言うと

初心者が往々にして手に入れる幸運のこと。

これとどう私が結びつくかと言うとですね、
ご存知の方もいらっしゃると思うのですが、私少し前まである歌劇団に所属しておりまして。

歌劇団って入団試験みたいなものがあるのですが、それを受験するために多くの受験生は幼稚園や小学校の頃からバレエやダンスを習っていたりするんですね。

で、そのところを、私は大学生になってから本格的に習い始めたんですよ。

なので、小さな頃から積み重ねてきている人たちと、私のような大学生から始めた奴じゃ、経験年数も雲泥の差で。
とてもじゃないですけど、後者はまず受からない訳です。

そこを、私はなぜか通過してしまったんですよ!
まさにビギナーズラック!!!!

幸か不幸かビギナーズラックで滑り込んだ私は、周りとの差に案の定ものすごく苦しめられることになるのですが、それ以上に周りの環境にやられてしまい、見事うつ病になってしまう訳です。

そんな私は地元に帰って療養生活を送ることになるのですが、これがまた大変で。
その時エネルギーが枯渇していて、外に出ることすら一苦労な時期だったので、必然的に自分と向き合う時間が増え、劇団の時の経験がいろいろトラウマちっくになってしまっていたのもあり、あんなに好きだった歌やダンスに拒否反応が出ていました。

エネルギーがないから人と関われない上に、好きだったものが好きではなくなり、その上希死念慮なんてものまで出てきてしまうから、本当に生きづらいでは表せないほどの日々を送っていたのですが、
ある日を境に急に自分がやりたい方向性が定まったんですよね。

私にとってはそれが結局「舞台」だったんです。

あれだけ距離を置いていても、やっぱり心の奥底では嫌いになれない、好きで居続けている自分を見つけて。

やっぱり私はこれで生きていきたいんだと、改めて再確認できました。


人生の中で、どん底の経験なんてない方がいい気も確かにしますが、

でもそれを経験することでわかる自分にとって本当に大切なもの、自分に合った生き方
それが手に取るようにわかり、そしてブレることのない鋼のような意志を手に入れることが出来る

と、個人的には感じているので、
どん底まで落ちたら、それこそ「ビギナーズラックや!!」ぐらいの気持ちで人生の転機に自ら持っていくと非常に強いのでは?!と思いまする。

どん底経験出来てよかった〜!

なんてまだ思えない弱々人間ですが、
それぐらい口先だけでも強い人でいたいものです。

そして「ビギナーズラック」がやって来た皆さん
あなたの転機はもうすぐそこかもしれませんよ🤜🏻🤛🏻
(誰やねん)

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