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ここまでジャーナリングRPGを遊んでみて

最初にご好意で翻訳版のジャーナリングRPG を遊ばせてもらってから、8作? 色々なキャラクターとなって遊んでみました。

● ジャーナリングRPG / ジャーナリングLARPとは?

基本的にはソリティア(1人用)ゲームで、ゲームが用意したお題だったりランダムで生成された内容を吟味して『キャラクターになりきって日記を書く』ことで、終わった時に物語を振り返るアート作品《アーティファクト》が手元に残せる遊びです。
自分の中で、
+ 『エンディングフラグやパラメーター管理があるものはRPG』
+『現実の世界でもプレイヤーが儀式や体験をすることも含まれていればLARP』
として考えています。なので、noteで公開したものはジャーナリングRPGになるわけです。

● キャラクターとして日記を書くことがゲームか?

パズルのような謎解きも、生死を分けるマスコンバットも実装されていない。でも、これはゲームとして成り立っていると思っています。

なぜか?

「エンディングフラグやパラメーター管理があるからゲーム」と以前聞かれたときに答えていましたが、「プレイヤーではなく、キャラクターとしての経験や体験を設計できるからゲーム」なのではと考え直しました。

● 書く、語るといった行為に喜びや癒しがあるか?

日記という手法ではありますが、小説家でも漫画家でも脚本家でもない人間がキャラクターとともに1つの物語を完成させることは、プレイヤーとして喜びや達成感というのはすごく体験できます。

癒しを感じるのは、ジャーナリングRPGではなく、ジャーナリングLARPの方。キャラクターと共にプレイヤーとして記憶を振り返り、IFの結末を導いたり今だから考えられることを目に見える形に残し直すことで赦しを与え直すというか、納得する場面に立ち会えました。(詳細は書きませんが……)

● オススメは?

ジャーナリングRPGとして、他の人のもオススメしたのは「BLOOM」。これは、2020年後半に一気に汎用基幹ルールとして有名になった『The Wretched』を利用していて、他の作品にはない『ジェンガの代わりにダイスロール』を取り入れた良いゲームです。

ジャーナリングLARPは、私が初めて遊んだジャーナリングLARP「WAIT FOR ME」。これは、本当に自分の過去と向き合うことになるゲームです。このゲームをきっかけにJeeyon Shim氏が関わるゲームは、なるべく買うようにしています。

体験へ没入させるための書き方が丁寧で、「Field Guide To Memory」を訳してみて、自分でジャーナリングゲームを創るとしたらお手本にしたいと思っています。

とはいえ、まだまだ氷山の一角。色々とオススメを見たり聞いたりしているので今後も遊んでいきたいと思います。

よろしければ、サポートをお願いいたします。 紹介もチョイスも未熟なところがありますが、“こういった遊びがあるんだー”というのをお伝えし続けられればと思います。