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2/ 12週に気になった未訳ジャーナリングRPG(ソロジャーナル)/ソロRPG/TRPG etc

ウェブ検索やらTLを眺めて、メモっておこうと思ったのをまとめております。これらの気になった作品群は、多分だけど日本語化されていないものです。あしからず。


● お知らせ

特になし……というのはウソでして。

今年2本目となるゲームを公開した。ちょっと、テストプレイだけして満足して終わりそうだったので……えぃやぁ!!!っと。

あなたは友達と一緒に、地下通路を歩いている。でも、何度も何度もこの日・この瞬間に引き戻されている気がした。 友達に何かを伝えるはずだったのを覚えている。でも、その内容を忘れてしまった。 これまで、友達と何回この地下通路を歩き直しただろうか? 幸運なのは、死に戻りではない事。 神様は、あなたの口から友達に何を伝えさせたいのか? これは、ループ現象から抜け出そうとしつつ、友達に対する2つの謎の答えを見つけるソロジャーナルRPG「エンティティーズへ行こう」

基幹システムは「Second Guess System SRD」。


● 今週の気になる一覧はこちら

■ レムリア大陸が見つかったって!? ノート1冊埋め尽くす冒険譚を書かねば / ジャーナリングRPG(資金調達チャレンジ中)

「Dreadfarer: a Solo Journaling RPG of Eldritch Horror」でのあなたは、探検家。ついにレムリア大陸が発見され、探検家たちはすぐさま家財道具一式を売り払って旅費を工面した。最終的に手元には冒険用装備一式とわずかな釣り銭と、一冊のスケッチブック。このスケッチブックは友人からの選別かもしれないし、古き時代の忘れ物かもしれない。あなたはこの一冊を使い切るまで冒険をすることを心に決める。

キャラ制作があるタイプのジャーナリングRPGで、出自は長所・短所を兼ね備えたユニークなものが用意されてる(浮浪者から獣まで)
4つの大陸を旅することになり、80以上のランドマークや遺物が用意されており、発見した遺物は売っても、使っても(?)、博物館に寄贈しても構わない。だが、遺物を得るということは……呪いを受けると同義なのだ。

旅費が尽きるか、命が尽きるか、スケッチブックを埋め尽くすかすると……あなたの冒険は終了する。そんなジャーナリングRPG。概要文の書き方からするとレガシープレイ(誰かが遊び終えて完成させたスケッチブックを引き継ぎ、それをガイドに自分の物語or続編を作る)も用意されているらしい。

現在、Kickstarterで資金調達チャレ中なり。

https://www.kickstarter.com/projects/neonrot/dreadfarer-a-solo-journaling-rpg-of-eldritch-horror

■ 腹ごなしのお散歩は必要ですよね、スライムだけど / ジャーナリングRPG

「Gelatinous」でのあなたは、スライム(キューブ状)。あなたはこの暗闇の中で、記憶にない時から生きてきた。少なくとも、覚えている可能性のある者は、物語を語れない。とにかく弱者、死者、すでに死につつある者を捕食する。彼らを喰らい尽くし、その亡骸を体内に抱え込んでいく様を記録するジャーナリングRPG。スライムが……記録?

■ 私は遺言執行人、だけどこの手紙は…… / ジャーナリングRPG

「Estate of Play」でのあなたは、風変わりな大富豪の遺言執行を専門とする法律事務所の弁護士。その傍らで手の込んだイベントなどを開催するイベンターでもある。今回は早すぎる死後に依頼人から届いた手紙に、相続人候補の一人が殺意を抱いている可能性があると書かれていた。そのため、相続人と犯人を探すために、一計を企てることになる。その様子を記録するのだ。
基幹システムは、Hints and Hijinx System。

■ こんなブラックで薄給研究職場なんてイヤだ〜!! / ジャーナリングRPG

「Outliers」でのあなたは、不条理な環境で仕事をしようとする研究助手。やばいことを教えましょう。そろそろ研究費が底をつきそう!!
さぁ、その前に被験者を募り、データを収集し、研究室内の雑務をこなそう。被験者があなたのクローン、タイムトラベラー、人外とかだったら、仕事を継続するのは容易でしょう。
っえ?
基幹システムは、Wretched & Alone SRD。かなり大変な目に合うのは確定だろう。

近々、Kickstarterキャンペーンが開始される。物理本??

■ ウチの子(クリーチャー)がどれだけ可愛いか、8時間ぐらい語っても良いですか? / TRPG(資金調達チャレンジ中)

「 THE FRANKENSTEIN SOCIETY MEETING HANDBOOK」での、あなたたちは。フランケンシュタイン・ソサエティという結社に所属して活動しています。この結社の結成は1851年と歴史ある名門で、倫理的に好奇心旺盛な科学者達を支援してクリーチャーを創造している。
無論あなた達も、神をも恐れぬ冒涜的なクリーチャーを日夜創造している。これはその品評会であり、我が子可愛い自慢をするTRPG。その自慢の最中に、誰もが他人のクリーチャーの弱点や・自分の子の捕食対象にできるかを見極める必要がある。自分の子に短所が3つ付いたら、その子は処分して新しい子を生み出す必要がある。

対立型ではないが、明らかに現実を歪めてしまいそうな力を蓄えたクリーチャーが生まれてしまった場合(多分、他のクリーチャーをモグモグして成長した場合?)、邪神様が意識を乗っ取りに現れるので……そうなったら大変名誉なことである。パッと見、ダイスレスっぽい。

Kickstarterにて資金調達チャレンジ

https://www.kickstarter.com/projects/adapress/the-frankenstein-society-meeting-handbook?utm_source=substack&utm_medium=email

■ 俺は腕っぷしだけで、このスラムを生き抜いてきた / ソロRPG(資金調達チャレンジ中)

Solo Martial Blues 」でのあなたは、1950年代の大都市のスラム街を生き抜くストリートファイター。孤高の荒くれ者が恋に落ちても……ハッピーエンドに辿り着けないのが世の理。それでも、あなたは戦うことをやめない。そんな映画のような生き様を描くソロRPG。

ギミックもなかなか面白そうで、ダイスレスで。戦闘は敵1人に一回のみ。敵側からプロンプトが提示されるので、その文章から相手のプロットを読み解くことになる。その後で「パンチ」「キック」「ガード」をプロットして答え合わせする……という方式なのだそうだ。チャンスは一度だけっていうのが面白い。

現在、crowdfundrで資金調達チャレンジ中

■ さぁ、恐怖を刈り取れ! 己の武器にしろ!! / ソロRPG

「REAP」でのあなたは、ネクロマンサーにして死神。崩壊しつつある世界を彷徨い歩き、レムルという領域を歩き回って貴重なアイテムを探したり、失われた世界の言い伝えを学んだり、より大きな報酬を求めて敵に立ち向かうことになる。だが、崩壊しつつある世界は常に危険が増え、変異しやすくなる。あなたは、大地が変貌を遂げて正者・死者どちらも脅かす存在”ホラー”が出現する前に「魂の器」を創り上げ、ホラーを撃退・封印しなければならない。
そう、これはジャーナリングではなく、ソウルライクで戦略を楽しむソロRPG。

基幹システムは日本語でも発売されている「RUNE」。戦略を楽しむだけあって、5x5のグリッド盤面を使って戦闘をすることになる。ダイスロールの出目をさまざまな武器や呪文に割り当て、敵の行動を予測して打ち倒そう。

■ え、大丈夫? 自分がハンバーガーにならない? / ジャーナリングRPG

「Kafkas Cheeseburger」でのあなたは、家に帰ったら、自分が理想とする完璧なトッピングが入ったチーズバーガーが置いてある事に気付いた。 え、注文した覚えがないんだけど? 次の日……何故にまた置いてあり、しかも巨大化してる。 この件について日記をつけるソロジャーナルRPG。モチーフはカフカの「変身」

え、これ大丈夫?最後に自分(キャラクター)がハンバーガーに変身したりしない??

■ これは、見習いと先輩魔女の成長の文通物語 / 2人用書簡RPG

「Your Friend in Witchcraft」は、見習い魔女と先輩魔女による2人用書簡RPG。ゲームの中で実際に手紙を交換し、見習い魔女は何を学び、先輩魔女が指導役としてどのように成長したかの変化の物語を共作する。

プレイには、コイン、タロットカード、実際の手紙のやり取り手段が必要となる。ゲームプレイは非同期で行われ、1年のさまざまな季節に手紙を書いて交換することになる。関係性を作る物語のプロンプト、日常生活の出来事を表す小アルカナのプロンプト、魔法の実技を表す大アルカナのプロンプトからインスピレーションを得て手紙を書こう。

今回、その追加サプリとして魔女以外にも「神の化身」「尊敬される魔女に憧れたペテン師」「魔法を失った魔女」というシナリオセットが公開された。どのセットでも見習い・先輩の関係性は変わらないとのこと。


今回はこんなところで。
あ、最近話題のBlueskyにソロジャーナルRPGのプレイログを1つポストしています。プレイログまとめはいつものようにnoteに投稿するので、しばしお待ちあれ。

よろしければ、サポートをお願いいたします。 紹介もチョイスも未熟なところがありますが、“こういった遊びがあるんだー”というのをお伝えし続けられればと思います。