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下剤が手放せない女の話。③

前回はこちら。


久々の帰省時に、少しは痩せていたのにも関わらず、母の口から出た太った?の言葉にまた少し心を削られた私はその夜下剤を飲んだ。

翌朝いつものように便意で起き、用を足し、体重計へ。
500gしか減っていない。
なんで、もっと出さなきゃ。食べたら増えちゃうからやめとこう。
そうやって少し無理をしておよそ1週間の帰省の最終日。
体重計に乗って驚く3キロ減。
ほっとした。

帰省から戻った1人の夜、久々に好きにご飯を食べようと思って食べたいなと思うものを色々買った。
でもいざ食べようと思うと食欲も出ない、無理して食べてみるものの飲み込めない。
好きなものを揃えたけれど、その日は食べるのを諦めた。
それでも、食べていないのにも関わらず下剤だけは飲みたくてしょうがなかった。
欲望のままに飲んだ。

帰省後からの私は食べれない、食べても吐く、たまに頑張って少し食べて吐くのも我慢してみる、下剤はほぼ毎日、という生活を送っている。
いちばん辛いのは食べたいと思ったものもいざ食べようとするとほとんど食べれないこと。
次に辛いのは吐くのを我慢すること。
元々食べるのが好きだったのに食べたいものを食べられないのはかなり辛い。
胃液が上がってくるので我慢するのもとても辛い。
吐き気に襲われない日もたまにはある。そういう時だけ、頑張って栄養価を高めに考えて無理はせずにたべられるだけたべる。

こんな日々、そろそろどうにかしたいなとは考えている。

ここ最近、下剤を飲んだことによる安心感、安堵感だけで何とか生きている。
1日1回、寝る前に。という用法用量を無視してしまっているので体に異常をきたしたらそれは自己責任。

下剤と嘔吐、この組み合わせほんとに体に良くないとは思う。
2ヶ月ほど咳と痰がとまらず病院に行ったら逆流性食道炎の可能性があるらしい。
嘔吐から来ているんだろう、明日は胃カメラで検査される。

痩せろ、だけじゃないほかのストレスも相まって体が悲鳴をあげている。
そろそろ心と体を休ませないとだめかな。

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