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倍率10倍だった教員採用試験を合格した私の勉強法。〈1次試験〉編


最初に言っておくと、10年前のお話です。(すみません。(;д;))
中学校、音楽科の採用試験。当時は倍率10倍ほどでした^^;
最近リクエストで、教員採用試験の勉強法などを教えてください。とメッセージが来ますので、まとめさせていただきます。

※あくまでも私の自治体の内容なので、参考までに・・・。


試験内容(中学校 音楽科 )※当時

〈一次試験〉 
教職教養
一般教養
専門教科
実技(弾き歌い→日本歌曲、和楽器の演奏)
集団面接
〈2次試験〉
模擬授業〈学活〉
個人面接
適性検査
小論文


筆記問題の勉強法

基本に、ノートにひたすら書く。という方法で覚えていました。
色々試したのですが、やっぱり、やっている感も得られて自分の自信にも繋がりました。
やっていた内容は、過去問です。
自治体によって異なるかもしれませんが、昨年度の内容などが無料でコピーができたので、その内容と、過去問集が本屋さんなどで売っているので、教職教養と一般教養はひたすら過去問を解いていました。ただ、何冊も買うのではなく、なるべく最新の内容のものを1冊購入して、それをひたすらノートに書き写す。ということをしていました。
そして覚えたい箇所は、青ペンで!!←なんか記憶力が上がるらしい?という噂を素直に信じて。笑

比率としては
教職教養←2
一般教養←2
専門教科←6

ぐらいの割合で勉強していて、特に専門教科の音楽は、過去問集を10周するぐらいひたすらノートに写すことに加え

 教科書を購入して、教科書に載ってある教材の教材研究をしまくりました。これがめちゃくちゃ良くて、私の自治体は教科書の内容からかなり抜粋されている傾向が強かったです。なにより、どっちにしろ必ず自分の力になる!勤務してからも絶対に必要な知識なのでここは手を抜かずにしました。

 あとは、指導要領ですよね。過去問を見ていくとだいたい、指導要領の中で出題されるところの傾向が読めてきて、紛らわしいワードを試験に出したがる傾向が強いんです。というかそれしか出しようがないと思うんですけど、出題者の意図を汲み取って、私だったらここのワードを出すなーー。っていう単語をマーカーでチェック!!そこを重点的に行います。指導要領は全部覚えるとなるととてもじゃないけど難しいので、キーワードを穴抜き問題にしてノートに写して覚えていました。

そして試験の1ヶ月ほど前になったら、自分専用の参考書を作ります。もう、これだけは苦手、まだ覚えられない。でも、出そう!という問題だけを取り揃えたオリジナルの参考書。これが、試験当日の自分を助けてくれました。



実技の勉強法

私の自治体では


①共通歌唱教材の中から、当日ランダムに指定された教材を旋律の楽譜だけを見て、弾き歌いする。
②和楽器(1ヶ月前に発表)を指定された楽譜を編曲して演奏する。←私が受験した年は篠笛でした。



 ①の弾き歌いに関しては、私はピアノ専攻だったので、ピアノの技術的には幸いにも難しくはなかったのですが、流石に伴奏を全部暗譜することはしませんでした。いや、できませんでした。緊張もするだろうし、完璧に弾くことを求められてはいないと思ったので、コードだけを確認して、かなり簡単にアレンジをして、全曲弾けるように何度も練習していました。暗譜レベルですね。特に、自分の苦手な歌があるのでそれはどんな緊張状態の中でも歌えるように、1ヶ月ほど前からは毎日眠る前に演奏するように習慣化していました。


 ②の和楽器については、1ヶ月前に発表されるので大変💦
篠笛は演奏したことなかったので、慌てて購入してユーチューブなどを見ながら猛勉強です。これはやり切るしか無かった。笑
アレンジは事前に暗譜で演奏できるようにしていました。あと、当日はうまく演奏できなくても、堂々とした振る舞いを心がけていました。


集団面接の勉強法


 6人で一つの教育課題に沿った討論をする試験がありました。
だいたい、進行役、記録役、時間を管理する役、などの役割が暗黙の了解であるような気がしています。←周囲の先生の話を聞いていると。 

今は感染症の影響でなくなっているんでしょうか?笑
この集団討論の何とも言えない雰囲気かなり苦手でした。(;д;)誰が進行役をする?などあの何とも言えない緊張感。笑


 事前に勉強と言っても、先輩の話を聞いて、対策をしておく、討論の本を読んで、お題になりそうな教育のニュース等を下調べしていく。ぐらいだったと思います。


 あと、個人的に気をつけていたのは、喋りすぎないこと。
あーもうちょっと喋れていたらよかったのに・・・ぐらいの人の方が合格していたように思います。そのかわり、笑顔であいづち!!そして話す時に、人の話を引用する。Aさんが先ほどお話されていた内容にとても共感しました。それに加えて・・・・など、あ、この人ちゃんと人の話を聞けているんだな。というアピール。

 多分マイナスを作らないことがポイントなのかな・・・・と、なので他の人が10だとすると6から7ぐらいのパワーでしゃべるようにして、そのしゃべった1回に引用したり、要約したりするように心がけていました。

そのおかげか。、進行役でも、なんの役割もしてなかったんですけど討論はA評価をいただいていました。(合格発表の時に内訳をもらえたので)




まとめ

〈筆記試験〉
ノートにひたすら書く
青ペンを使う
教科書を購入して教材研究をする
指導要領は出題側の意思を汲み取って、出題されそうなワードをマーカーでチェック
オリジナルの参考書を作る
〈実技試験〉
伴奏は完璧でなくてもいいので、簡単な伴奏で毎日演奏する。
演奏できなくても、堂々とした態度で。
どんな緊張状態でも演奏できることが大切。
これだけ練習したんだから!と思えるぐらいまで練習。
〈集団討論〉
喋り足りないなーーぐらい。
6から7ぐらいのパワー。
笑顔、うなづき。
短い言葉で簡潔に。でも意味のある要約。引用する。




ふーーー。意外に書くとすごい文量になりそうなので、今日は1次試験までで。すみません。
あくまでも個人的な意見ですので、ふーーーん(´ . .̫ . `)という感じで参考にされてください。


教員採用試験、昔と今とでは内容もかなり変わってしまっているかもしれませんが、これから受験される方の少しでもお力になれたら嬉しいと思います。





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