マガジンのカバー画像

夫氏が小説を書き始めたようです

9
運営しているクリエイター

2019年11月の記事一覧

夫氏が小説を書き始めたようです➃

夫氏「小説楽しみにしてるってメッセージを頂いてやる気が湧いてきたぞー!!うおおー!!」
というわけで、実録小説の続きです(いいねやメッセージをありがとうございます!)

第四章 初デート

約束の時間よりも15分ほど早く到着したが、緊張と興奮で居てもたってもいられなかった。
そして、
「今日こそは告白するぞ。」意気込みながら、待つこと数分してあの娘はやってきた。

「久しぶり。」
僕があの娘にかけ

もっとみる

夫氏が小説を書き始めたようです➂

夫氏「また続き書いたから読んで!」
ワイ「いいよ~(思ったより続いてるな…)どれどれ…」

第三章 あの娘と僕と

僕は夏休みに入る前にどうしても、あの娘に想いを伝えたいそう思って、最後のテストが終わって、あの娘にこうメールで送った。
「少しの時間で良いので、今から会えない?」
どのような返事が来るのかを少し期待していたが、返ってきた内容を見て酷く落胆した。

「ごめん。忙しいから会えへん。また今

もっとみる

夫氏が小説を書き始めたようです

夫氏「ちょっと小説書いてみたんだけど、読んでみてくれる?」
ワイ「(夫氏が小説?!)うんいいよ」
夫氏「これなんだけど…」
ワイ「ふむふむ」

第一章  あの娘と地獄

僕はある時・自分の住んでいる世界が地獄に変わる瞬間があった。
自分の親から
「あんたなんか産まなければよかった。」
子どもは親を選べないとはよく言うが、この時ほど自分の存在価値を深く考えたことが無かった。
そして、同時に自分は母親

もっとみる

夫氏が小説を書き始めたようです➁

夫氏「小説の続き書いたよ!」
ワイ「はやいな(実録小説続いちゃったよ!)どれどれ…」

第二章 うちと嫁とあの人

うちは、元々男性には興味を持つことが出来なかった。
正確に言えば、人間の男性にということにはなるが、全く興味を持つことが出来なかった。

そう。うちは、マスコット体型をしているキャラクターに恋をしてしまっていたからだ。

元々は、ゲームに登場する人外のキャラクター達を好きとまでは言わ

もっとみる