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去年の夏から楽しみにしていた亀井聖矢さんのピアノリサイタル🎹

はい。

去年の八月といえば、転職するかどうかもまだちゃんと決めてなかった頃。
亀井聖矢さんのInstagram LIVEでコンサート情報を知り、そのまま『チケット残っていて〜🙏』と願いながらサイトへGO💨

残り少なかったものの、無事チケットを手に入れ安堵したことを思い出します(そんな昔か⁈笑)


そのコンサート🎹が今夜でした。
場所はサントリーホール。
舞台をぐるりと取り囲むように客席が配置されていますが、今回は舞台の向こう側の二階席。

一階席の後ろの方でもかなり近く感じますが、二階のこの席はピアニストの指の動きまで見ることが出来る‼️

指の動き、ばっちり見えました

今回の演目はショパンとリスト。

亀井聖矢さんのコンサート、リサイタル併せて今回は三回目でしたが、今までで一番心を鷲掴みにされたリサイタルでした。

ドからソまで届くという大きな手を使いダイナミックに弾くのですが、彼の一番の特徴は体いっぱい使った演奏にあるように思います。

上半身は大きく伸びたかと思うとグッとピアノに近づいたり。左足はさほどペダルを踏まないけれど、後ろに大きく引かれてたかと思うと今度は前に出る。
そして椅子から腰を浮かしてピアノに身体を預けるようにフォルテシモで音を奏でていく。

指は鍵盤の上を舞ってるようだけど、打鍵する以外にも大きく上下。時に頭上より高い位置まで来る。

大きく小さくなりながら、亀井聖矢さんの呼吸までが客席に届く瞬間が何度もありました。

ペダルを踏む右足はまるでドラムを叩いているよう。本当に音がダンダンって聞こえてくるんですよ。

彼は世界でもトップのピアニストだと思っていますが、そんなピアニストが全身全霊を込めて弾くピアノって心底凄い。最後は鬼気迫るものがあったもの。

ピアノは指先だけで弾くものではないんだなと改めて感じました。

アンコールもショパンとリスト。

そう、一曲で終わらなかったんです。

最初はショパンのマズルカ。OP59の1だったかな。

もうスタンディングオベーションで拍手の嵐。

さらに弾いてくれたのがリストの『ラ カンパネラ』。

もう止まらないスタンディングオベーションと拍手👏👏👏

また舞台に出てきてくれて『今日のサントリーホールは素晴らしくて、本当に幸せな気分です』と亀井聖矢さん。

私の席からは会場全体が見渡せるのですが、観客みんなが立ち上がり拍手👏拍手👏拍手👏

スポットライトを浴びてる亀井聖矢さんは観客に囲まれているように見えたのですが、大曲を演奏し切った満足感と聴衆の賛辞に包まれていて、本当に素晴らしい瞬間でした。

そして本当の本当の最後に弾いてくれたのがショパンの『英雄ポロネーズ』。

とってもとっても素晴らしかったです✨✨✨

語彙力なくてどんな演奏だったか上手く表現できませんが、素晴らしかったことだけは伝わったのではないかと。

やっぱりホールで聴く演奏、いいなぁ。

来月もまた亀井聖矢さんのコンサート。今度はショパンの協奏曲第一番💓

今年はコンサートもあれこれ楽しむつもりです。


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