[デザイン事例 ] 森と暮らしの研究所様
こんにちは！もちデザイン安里です。
今日はデザイン事例のご紹介。採用されなかった案も含め、どのようにご提案させていただいたかをまとめていこうと思います。
Client：一般社団法人 森と暮らしの研究所 様
Product：ロゴ、名刺、ウェブサイト
設立３年目で改めて周囲に対して伝えやすいロゴ・名刺・ウェブサイトを整えたい、というご希望でご依頼をいただきました！
一般社団法人 森と暮らしの研究所
「森と森に連なる健やかな暮らしといのちを育む」をミッションに掲げ、人材育成プログラムの企画運営支援、チームコーチング、パーソナルコーチングなど、地方をフィールドに未来の可能性を広げる人やチームが進化する仕組みづくりをサポートしている社団法人様です。
１.ロゴデザイン
まず代表の森本さんにヒヤリングをさせていただき今後のビジョンなどを伺いました。そこからイメージを膨らませ方向性を変えたデザイン案を３案提出。確定したデザインがこちらです。
Concept:１本の木から広がる物語
森本さんとお話をさせていただいて、地方で壁にぶち当たっている方々お一人お一人と向き合う姿勢を強く感じたので壮大な森をモチーフにするというよりは１本の木を主役にしたいなと思い考えました。
太陽に向かって枝を伸ばし、土に根を張り、健やかに育つ木とその周りの生き物や自然の関係性を手書きの優しいタッチで表現し世界観を作っています。
私たち人間もこの自然と森の中で自らを受容し、回復、変容させていくことで健やかに暮らしていけるマインドとなり、まるで様々な樹種が育まれている天然林のような多様な主体が現れる、そんな社会を育むことをイメージしたデザインとなっています。
そして採用とならなかった残り２案がこちら(説明は割愛いたします)
普段ご提案は２案なのですが、今回は私が方向性を２つに絞れず３案となりました。うち２つのデザインでかなり悩まれていたので、1つに絞る前にその他のプロダクトの展開イメージを先にお作りして再度検討していただき、最終的にA案で決定となりました。
2.名刺デザイン
ロゴの制作時にブランドカラーも決めさせていただき、そのカラーで配色したデザインとなっています。
紙はボード紙というクラフト感のある厚紙、表は紙の色であるグレー、裏はグレイッシュグリーンのベタ印刷で表情を変えています。
また、「自然の中には直線がない」という話を何気なく森本さんが話されていたので、角丸加工を採用しました。
全体的に柔らかくナチュラルな雰囲気でありながらしっかりと個性もある名刺になりました。
3.ウェブデザイン
名刺と同じ配色でまとめ、取り組みや想いをシンプルに分かりやすく伝える構成となっています。
社会課題を「個人」と「組織や仕組み」の両方にアプローチすることで解決させようと取り組まれる森本さんは学生時代の同級生の死が今の活動の原動力に繋がる大きな出来事だったそう。
そういった背景や考えを文章として絞り出していただき、イラストも交えまとめさせていただきました。
さらに今後注力していくのがパーソナルコーチングサービスということで、サービス紹介ページもお作りさせていただきました。
試しにコーチングを受けてみたいという方向けにサンプルセッションも申し込むことができますので気になる方はぜひ体験してみてください。
まとめ
以上が今回ご提案させていただいた内容となります！
ロゴから始まりトータルで任せていただいたため、段階的に方向性をすり合わせながら進めることが出来たと思います。改めて、ご依頼いただきありがとうございました！
代表の森本さんの考え方やキャリアなどは下記の記事で知ることができます。ぜひチェックしてみてください！
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