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オレンジの香りが私の思考を止めてくれた

私はHSS型HSPってタイプの繊細さん。

こういう括るのってどうかなぁ?と思いつつ、

わかりやすいのでそう書く。

落ち込んでしまった時にいただいた言葉がある。

「そんな自分も愛してあげて」

この時はかなりこの言葉に救われた。
落ち込んではダメだと思ってきたから。

そうか。そうするのか。

愛してあげよう。愛してあげなきゃ。
愛してあげなきゃ。

あれ?

思考が働きすぎる。
果たして愛するとは?愛せているのか?

あれ??つらっ。。

まじか?!これすらも真面目に取り組んでしまう、、

「真面目だよ」
「考えすぎだよ」

この慰めの言葉は、繊細族にはナイフのように傷つけるものなので、ララバイララバイだ。

考えてしまうというより、もうデフォルトの機能で。自動運転で。
その思考にならないことが無理で。
呼吸みたいなものだから。

そんなんだから、わたしには。

「自分を愛する」ってことですら、思考が働き出してることにきづく。

で!!!

繊細さんには繊細さんの先生の元で学んだ方が良きですね。

今、繊細族の先生の元で起業の学びを受けているのですが、落ち込んだ時にいただいたアドバイスが、

「オレンジかレモンを切って匂いを嗅いで、その時感じたことを色鉛筆で表現してごらん」

わたしの頭ははてなマークでいっぱいになった。
なんなら自動運転なはずの思考が一度止まったと言ってもいい。

なにゆえ?

でも、もやもやした気持ちを抱えながら、素直に近くのスーパーでオレンジを買った。

レモンだと言われてるのにグレープフルーツを買っていたので。
今回はオレンジのみ使うことにした。

そして、色鉛筆がなくクレヨンを用意。
なんか、これで大丈夫なのかな?と思いつつ。。

いざ、オレンジを切った。

その瞬間、オレンジの匂いが鼻から脳内に0.1秒くらいで届いた気がした。
脳内は、オレンジでいっぱい

「良い匂い」

それ以外の思考がストップした。

それからも、しばらくクンクンしたり。オレンジを触ってモミモミしたり。

そのままクレヨンで、思いつくまま絵を描いた。

この時間。
思考が止まっていた気がした。
少なくとも落ち込んでるとか、自分を愛すとか、そういうことすら手放した。

五感だ。
嗅覚 視覚 触覚 味覚 聴覚

このオレンジを、私の五感を味わうことで、わたしの思考は止まったのだ。


驚くほどスッキリした。

そして、思った。

五感。

もっともっとこれを大切にしていこうと。
思考の不快・快楽ばかりに惑わされず、
五感の心地いいをもっともっと味わおうと。

思考が働きすぎる私は、その方法が一番よさそう。

それに、もっともっと今の自分の望みが研ぎ澄まされる気がするから。

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