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鶴と亀

アトリエアリニャンさん @atelier_alinyan とのコラボ作品、鶴と亀です☺️
私たちが縁起物を作っているのは人様の祈り、想いが昔から変わらず存在することに魅力を感じたからなのですが鶴と亀はちょっと他のと違って面白いなと思いましたので書きます。



両方縁起が良い生き物で、中国の古代書では鶴は千年、亀は万年の寿命をもつと言われていました。
室町時代以降の能のおめでたいとされている演目の一つに鶴と亀というものがあり、皇帝の長寿を祝って舞人が鶴と亀の冠をつけるものがあるそうです。
実際の寿命は丹頂鶴だと長くて80年くらいだそうです。
亀は100年以上生きる亀もいるみたい。
昔の人の寿命が50年暗いと考えると確かに長い🤩

付けるとこんな感じです

また鶴は夫婦になると一生この人。。じゃなかった!この鶴!って死ぬまで一緒にいるので仲良しの象徴だったりします☺️💕
それは素敵ですね💓
あと鳴き声が遠くまで響くから天に声を届けてくれる鳥さんとしてめでたいイメージがあるそうです。
神社のお参りみたいなことかな( ・ω・)モニュ?

亀は亀は蓬莱山の使いで知恵と長寿を象徴しているそうです🐢
尻尾のフサフサは藻だそうです。
うそでしょ!藻!!!!藻かぁ。。
なんかあのー狐みたいなしっぽと甲羅の方はスーパーサイヤ人みたいな気が見えてるみたいなことかと思ってた🤔
長く水の中で生きる亀に藻が付くという発想だそうです。
この藻が付いた霊亀のことを蓑亀というそうですが読めないよぅ😭
調べたらみのがめだって!そのままでした🤣
また亀の甲羅は昔のお金に似ていたので小判は小型の亀をイメージして作られたそうです。
また潮の満ち引きを司る塩椎神(しおつちのかみ)は亀の姿をしているそうです。
潮の満ち引きを上手に読まないと、海での事故に遭遇することになってしまいます。
運気も同じで良い時もあれば悪い時もあります。
この運気の流れを上手に読むことが幸運が続く秘訣だそうです。
確かに悪い時に無理に動こうとしても余計悪くなったりしますもんね。
塩椎神みたいに運気の潮目を上手に読むことができるようにという願いが込められています。

まぁ長寿とかは金運とかはあれだけど、こういう潮目を読むとか声が天に届くとか一風変わった方向の縁起物もあるんだなぁと思いました。

その他のコラボ作品です



他にもちょっと関係ないけどかこめかごめでの一節の鶴と亀がすべった🐢は吉兆もしくは凶兆を表している説と
鶴と亀が統べた→敦賀と亀岡は明智光秀が統治していて、鶴と亀は日光東照宮御宝塔らへんに置かれている「鶴(飛ぶ=天)」と「亀(泳ぐ=海)」のことであり、徳川家康の側近の天海が「統治する(陰で操る)」という説が面白いなと思いました。
暗喩とか比喩とかっていくらでも想像できるからワクワクしますね☺️
わらべうたにしてまで残すってところにここに歴史あり!みたいな感じする。
本当かどうかは知らないけどこういうのは本当かどうかわからないほうが楽しいですね☺️

余談ではありますが、中学生の時夕鶴の音読でつう役を任されまして。
音読した時に初めてちゃんと読んだんだけど自分の羽根をむしって反物作っててだんだん痩せていくってのが意味がわからなくて、だって体毛か髪の毛とかじゃないの🤔
だんだん禿げていくならわかるけども🤔不思議。。
私がもしつうだったらアルパカがいいなぁ。
道で困ってるアルパカを助けたら私が来るのです🦙
昨日助けて頂いたアルパカです。ご恩を返しにきましたって🦙
ちょっとおもしろい。アルパカ🤣
鶴だとしんみりするのに🤣

Photo by atelier alinyan

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