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大根とねずみ

よく神社とか昔のお皿などに大根とねずみモチーフのものが多く扱われていると思いますがそれについて刺繍してみました。

大根とねずみは甲子の日の夜に子の刻(23時~1時)まで起きて語り合い、大黒天を祭る「甲子待ち」という行事から来ているそうです。

大黒天と大国主命は同一神とされていますが2人ともねずみと縁があります。
大黒も大国もだいこくって読めるから日本ではおんなじになりました。
大黒天=北と冬(子の方向)の神様で、大国主命はねずみに助けられたことがあるところからねずみが使いになったようです。
白鼠は白色が吉兆とされていたところと、大黒天の使いの福の神として大黒ねずみと呼ばれていたようです。
その大黒ねずみと大根食うネズミが似ていることから大根を食べるネズミが大黒ネズミとして吉兆紋様になりました。
えええええおじさんみたいな冗談🤣と思うけど昔の人の遊び心ですかね🤣

インドでは暗黒神、中国では厨房の神様だそうです☺️
大黒様と暗黒神が結びつかないのでしらべてみたのですがインドの暗黒神であった大黒様はシヴァ神と同一神とされていて戦いの神様で顔が憤怒の表情でした。
憤怒ってふんぬー😤って怒ってる感じがしてとても憤怒感が伝わってくる音だなぁといつも思います😱
でも日本に入ってきて大国主命のイメージから柔和!とか米俵!とかうちでの小槌のイメージになったそうです。
怒ってるの疲れちゃうから日本ではほわっと出来て良かったですね☺️💓

大きな商家の番頭さんのことも富を守り増やすという事で白鼠と呼んでいたそうです。
時代劇とかでも出て来たりするけど白くてねずみ顔だからじゃないんだ。。と思いました🤣

あ!話が遠くなったけど最初の方の甲子の日ってなんぞ?と思われた方に甲子の日は六十干支の一番目で、吉日です。
甲子はきのえねって読みます!
甲子の日は年に6回しかなくて起業したりお財布買い替えたりするのに良いらしいですよ⭕️

あと大国主命がねずみに助けられた話も気になる方はここから書きます!
えっと、素戔嗚尊の娘に好かれて恋に堕ちたけど素戔嗚尊にバレて無理難題を言われてクリアしたら許してもらえる事になります。
こう考えると現代の結婚は挨拶だけで済むから楽になりましたね🤔
最初の二つはクリアしましたがもう一個は野原にある矢を取ってこいとのことで、取りに行ったら火を放たれてすぐ火の海に。。
野焼きしてたらすぐ火が回りますもんね🔥
毎年誰かしら火の海にして消防車出動で怒られてるところに遭遇してます🤣
そこまでする?!って思っちゃった🤣
大国主命がどうしよってなってたらネズミさんがここ踏むと地下に落ちるよって教えてくれて地下に避難し矢もネズミさんが持って来てくれて無事結婚できました☺️💓
というお話があります。

また長くなっちゃった!えへ💕
読んでくれてありがとうございます。

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