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かみいけ・ゆる読書会vol.1開催しました

本日1月21日土曜、かみいけ・ゆる読書会vol.1 を開催しました。

かみいけ・ゆる読書会は、「手ぶらで参加して主催側で用意した本を読んでもOK」、「答えを出さずモヤモヤと問い続けてもOK」をコンセプトにした、ゆるい読書会です。

今回は、「ローカルな暮らしとは?」をテーマに、本を用意しました。

主催者が用意した本や参加者が持ち寄った本は、こちら。

お互いの本を紹介をした後に、読書時間を設けて気になった本を読んでみて、その後感想をシェアするスタイルで開催しました。 

シェアした本たちとその感想の一部を紹介します。

『「ローカルな暮らし」の中でのネイバーフッド(近所付き合い)と言っても都会のローカルと、田舎のローカルではイメージや繋がり方が違うのでは?また、コミュニティの話でいえば、そのときの自分の状態によっても繋がりを求めるときもあるし、そうでないときもある。コミュニティにコミットして色々出来れば理想だが、難しいときもある。色々な関わり方があって良いのだと思う。』

『コミュニティキャピタルの本では、近江商人が同郷同士の繋がりも活かしながは「売り手よし、買い手よし、世間よし」の三方良しの理念を共有していて、互いに助けつつ商売先から信頼を築いたというコミュニティ形成の力が書いてあって興味深かった。』

『「住み開き」という居宅の一部を開放する暮らしが面白いと思った。ただ自分の家ですぐやれるかというと、簡単にはいかない。しかし、今、イタリアの思想家ボッチチェリの本を読んでいて、仕事場や工房をシェアするというのは中世ヨーロッパでも行われていた。昔の先人からの知恵だと思う』

『特定の肩書を持たずに仕事をする人の本を読んで、何をやりたいかよりも、「どうありたいか」を問う方が大事だと思った。』

『刑務所で開かれる読書会の本を読んで、「本や読書体験はむしろこうした寄る辺のない人たちの拠り所として必要」と書かれてあって、その言葉に共感した。』


など、短い読書時間ながら、参加者の皆さんが本を読んで気付いた様々な視点を共有して下さいました。

特に、「コミュニティ形成」や「ローカルな暮らし」=ポジティブなもの、として捉えられがちですが、それはそもそも難しいものなのでは?という視点でお話出来たのがとても面白かったです。

一人ではなかなか読まない本について、他人の力を借りて感想を簡潔にシェアし合うだけでも、自分では得られない気づきが得られるものだと感じました。

次回は、多文化・多国籍・体験プロジェクト「いけぶくろタタタ」と共催で、「いけぶくろタタタ×かみいけ・ゆる読書会(春節のお菓子付き) 〜多文化・多国籍が学べる本・漫画を語ろう〜 」をテーマに、1月29日日曜14時ー17時に開催です。

開催URL
https://fb.me/e/2mrE9Us0V

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