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うみでかぞくと向き合う


2020年2月17日

父の一周忌。


父との思い出を私はあまり語れない。

園や学校行事で父の顔を見る事はほぼなかった。
家族で旅行をしたのも小学校以来思い出せない。

それだけ父という人は
『仕事』に全力な人だった。


作業着を黒く染めて、
ゴツゴツした手のうち1本の指が
作業時の事故でうまく動かせず
ペンやお箸の持ち方が独特だった。

関西人でもないし、料理も全然しないのに
お好み焼きの作り方にこだわりがあるよう。

朝は早く、夜は少し遅い。

トマトが苦手。

穏やかで、優しい。

パソコンや携帯の操作が苦手。

いつも笑顔を向けてくれた。
いつも出張帰りにはこっそり
お土産を渡してくれた。


そんな父は今は沖縄でゆっくり眠っている。

この文章を自分で打っているくせに
涙が止まらない。



一年前も書いたが、
父ともっと一緒にいたかったんだなと
こうなってから気づく。

もう今も記憶ない幼い頃、
ぼんやりと断片的な記憶のある頃、
そんな時の思い出がこうなってから
大切になるんだなと感じた。

もしも、私にも子供が生まれたら
私もパートナーにも
子供と一緒に過ごす時間を大切にしたいなと思う。

小さな思い出でいい。
街のショッピングモールに行ったり、
学校行事やクラブの応援に行ったり。
そんな些細な小さな思い出をたくさん作っていきたい。

もし、いつか私がいなくなっても
寂しい思いをしないように。
楽しい思い出をたくさん作っていきたい。


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