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青森ヒバで虫対策 青森ヒバ生活

地方暮らしでずいぶん慣れましたが、
虫対策はそろそろ進めないといけません。

普通に考えれば、ホームセンターに行き、
殺虫剤等を揃えれば、完了です。

しかし、生き物、命について思うことがあり、
天然素材だけで乗り切るつもりです。

色々と調べた結果、
青森ヒバが良いのでは、と思って、
去年、青森ヒバを活用してみました。

具体的には、青森ヒバの木材の端材、
チップ( ヒバチップと呼ばれているものです。)をありったけ取り入れました。

青森ヒバ、って特殊な木材で、
調べれば、かなり興味深い木材です。

簡単にいうと、青森ヒバは青森県
独自の木です。
樹齢150年くらいのものを使い、
防虫、殺菌効果が抜群だと聞きました。

ヒノキチオールという成分が一役買っているそうです。
(ヒノキチオールという成分は、台湾ヒノキが名前の由来だそうで、日本の
ヒノキに含まれているわけではないそうです。)

実際に、ヒバづくしの家にしてみたところ、
まさかの虫ほぼ来ない、

ゴキ2、
ムカデ1回、
くらいだったんですね。

これは実は驚異的な数値で、青森ヒバを使う以前は夏場はほぼ毎日、
よろしからぬ上記の虫と家で対面していました。

それが、ほぼ皆無状態、というのは、夢があると思いました。

青森ヒバの本を数冊買い揃え、また青森県のとある材木屋さんなどと
親しくなり、色々と教わりました。

ちなみに、近県の材木屋さんによると、クスノキが虫対策には
最強だそうです。

クスノキのB級品木材も使っています。ですが、あまり手に入らず、
青森ヒバが大半を占めています。

2年ほど前に分かったのですが、
〜バット、のような固形の
ゴキ対策のものは、
実は、秋にきれいになく昆虫も食べてしまいます。その結果、彼らは
たくさん死にました。

秋になく昆虫、スズムシやコオロギ、その他
名前は忘れましたが、結構きれいに鳴く昆虫がいます。

そういった貴重な生き物を無惨に毒殺してしまった後悔もあり、
ホウ酸団子も含めて、毒物は使わないことにしました。

ちなみに、秋に美しい音色で鳴く生き物は、
冬になればほぼ全員凍死します。

限られた短い時間を思いっきり鳴いて
過ごすわけです。

それを人間が毒殺するのは、なんたることか、と思うわけです。

要は、怖いと思ってしまう、虫等を
家の室内に入らないようにすればいいわけです。

虫を全く怖がらないまで、マインドを上げるのも良いですが、その域にはまだ到達できていません。

昨年は、青森ヒバチップ(赤身タイプでないと効果薄いそうです。)を30kg米袋で2袋分買い、
果実ネットなどに入れて、
家の台所、窓際等、あらゆるところに吊るしました。

板や端材を磨いて香りを出し、あちこちにおきました。

希少な木材だけに、結構高価です。
端材や難あり品(キズ、ワレ、ヒビ、
節あり、など)で十分です。 むしろ節ありで割れある方が、ヒノキチオール等も多いそうです。

ヒバウォーター、
スプレー、
とにかく青森ヒバ、青森ヒバだらけにしました。

その結果が、先の結果です。 
ほぼ虫ゼロ、が達成できたと思います。

青森ヒバなら、虫を寄せ付けない、
カビ生えない、
ほのかな香りがする、

ヒバウォーターも上手く使えば、
家の飼い猫の消臭にも使えています。

また改めて青森ヒバの魅力等については書きたいと思います。

とにかく、青森ヒバで、虫対策がうまく行けたことは事実です。

これから、青森ヒバの準備を進めます。

まな板き適さない木だったそうです。青森ヒバは磨けば、香り出てきます。 端材などですと比較的安価で手に入る場合があるようです。
赤みのヒバチップとその他、青森ヒバの端材です。水から炊いて使うこともできます。


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