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足が道を覚えている。

今度は足が覚えていた話。
子供が保育園に通い出して、コロナによる休園時期も含めて、あと2ヶ月で1年になる。

保育園は通勤時に利用する駅の家側と反対側にある。

なので、保育園に連れて行くようになってからは、駅向こうに行くために、線路上にかかる陸橋を渡り、保育園に預けて、もともと利用していた駅の出入口と反対側の出入口を使うようになった。

話を元に戻すと、
子供が体調不良などで保育園をお休みする場合、私は比較的在宅ではなく出勤しているので、一人で駅に向かう事になる。

何か考えながら駅まで歩いているわけだけど、この考え事をしていると自然と陸橋の方へと歩いている。橋の中央あたり又は、渡りきった後に『あっ!今日は陸橋渡らなくてよかったんだ。』とふと気づく。

足にルートが刷り込まれているような感じで、たかが1年だけど子供と一緒に結構な回数この道を通ったんだなあと改めて思った。

橋に向かう別れ道の手前で今日は1人と意識してなければ、自分の足の歩みを変える事は中々出来ない。足からは、デフォルトはこっちの道だからと指示を仰がれるわけでもなく実行に移される。

帰宅してから妻にまた陸橋渡っちゃったよ。と話をする。これからもきっとそんな感じ。

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