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組織の進化を辿る

みなさんは何かしらの組織に属していると思いますが、その組織の歴史を紐解くと会社などの意思決定プロセスが驚くほど理解できるようになっていきます。

元来、人間は個人で完結してるいる存在でした。周囲に対しては同族意識を数人(母、父)に対して抱き、その他の人は敵でした。しかし、文化の蕾が芽吹き始めると、同族でないものもむた仲間として受け入れて、集団規模を大きくしていきました。ここまでの組織は家父長制が支配しており、常に力の強いものによる恐怖が支配力の根源でした。

しかし、時が進みさらに集団が大きくなると全員で意思決定をする様に変化していきます。その意思決定プロセスでは、成果を出しているものが権力を持ち、場面に応じて部下に飴と鞭を与えていく支配形式でした。

端的にまとめると、組織はこのような発達段階を経て変化していきました。今現代はまだ上位下達が根付く組織が多いので、インセンティブや法的、社会的責任で飴と鞭を使い分ける組織が多いです。

では次世代を作る新しい組織形態とはなんでしょうか、、

世界の一部では、組織をプロジェクトごとのチームに分解し、経営層が持ちうる決定権をチームの意思決定に移譲する動きを見せている組織が出始めています。例えばオランダの看護師たちによる在宅ケアサービスのビュートゾルフが当たります。

当たり障りのない仕事生活を、生き生きとした仕事生活に変える大きな一歩です。

社会をさらに活き活きとさせるためにもこのような取り組みを積極的に組み込んでいく必要性があるのではないでしょうか、、

出典: https://www.amazon.co.jp/ティール組織-―-マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現-フレデリック・ラルー-ebook/dp/B078YJV9ZW/ref=nodl_

是非ともこの『ティール組織』という本を読んでみてください。独りよがりの仕事がチームでのアウトプットに変化し、より精緻な意思決定や結果の向上につながる糸口になります、、

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