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地面師たちタクミとアンメットミヤビ、かぞかぞヒトミに学ぶ伝え力

「リアルでタクミに会ったら、心を許しちゃうよなあ~。」
Netflix大人気作『地面師たち』観ながらこう思った人、いるよね?私だけじゃないよね??

ピエール瀧さん演じる後藤の圧がすごいから余計、ということは差し引いても、あの物腰の柔らかさというか包容力というか、嗚呼あなたこそが心のオアシス!と思わせるあの雰囲気。キュンとしちゃう。綾野剛だし。


アンメットの杉咲花ちゃん演じるミヤビが、特に患者達に治療法を図になど書いて説明しているときにも、「医者」のイメージが覆される若干の違和感と、それをも軽く凌駕する心地よさと羨望で観ていたのを思い出した。


最近のお気に入り、かぞかぞこと『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』の母親、岸本ひとみ役の坂井真紀さん。
いつもせかせかイライラしてる七実がより一段と怒りながらまくし立てながら家の中を歩き回るシーンで、ひとみは大げさとも言えるほど、七実の半分くらいのスピードで話している。

あ、と気づいて、ああ、とタクミとミヤビを思い出した。

一緒だ。
この人たちの纏いかつ醸し出す空気感、すごく心地いい。

ゆったりと、なだめるように。
けれど決して上から目線だったり逆撫でするような感じはなく、相手の代わりに深呼吸をしてあげているような。
こうしてやろうという恣意的な意図も感じず、けれども自分が下手に出ている弱さもない。むしろ揺るぎない芯の強さを感じる。


ただただ、安心する。


強くて優しい。

しなやかでしたたか。


うーん!理想!!!
あのコミュニケーションに憧れがある。
と、3人の共通点を見出してから気づいた。


この気づきからの学びを活かさない手はない。


①ゆっくり、穏やかな声色とテンポを意識する。

②相手のペースには絶対に合わせない。

③丁寧に説明する。

④相手へのリスペクトを持つ。下に見ない。

⑤感情を乗せない。


こんな感じかしら?


タクミがいるせいで④なんかは「(と相手に思わせる。)」と付けざるを得ないけれども、それでも受け取った相手がポジティブで安心できるコミュニケーションというのはあんなにも、地面師たち後藤のような煽情的なコミュニケーションよりもあんなにも、真の意味で力を持つ。


学ぶことは真似ること。

永遠に続くように思われた夏が急に急ぎ足になったせいでなんだか勝手に焦っていた私の心に、ミヤビとタクミとひとみを召喚しようじゃないの。


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