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献血と自己有用感の話

突然オタク話でもロシア語の勉強でもなんでもない話をします。

感染拡大が止まらない厳しい状況の中、金曜日に我が社でもとうとう今までになく厳重に「今週末から緊急事態宣言があけるまでお外出歩かないでね」というお触れが出ました。めっちゃ困る。クリスタ長堀の金券今月末までやねん、4000円分もあるねん!!

そんな私が不要不急の外出として思いついたのが献血でした。人助けにもなって家から出れて、金券も使えて最高!思いついた私天才!



私が初めて献血に行ったのは学生の頃で、女子大にはなかなかいない体重50キロオーバーかつヘモグロビン濃度にも全く問題がないグラマラス(ふっくらともいう)健康BODYだったので献血バスが来るたびに学生会の友人にそれはそれは重宝されました(男性職員やら教授やらで必死に人数集めてたらしい)。自己有用感爆上げからの自己肯定感爆上げですね。バス来たら授業サボっても献血してました。(クソ)

学生の頃は寝ずに献血してサークルでしぬほどばどみんとんしてオールで宅飲みみたいなことしてたんですけど最近は献血したらもう眠くて眠くて。10年の月日を感じます。




卒業してからは全く行ってなかった献血。次、献血バスに再会したのは働きだして結構大事な資格試験に落ちてはちゃめちゃに虚無な時でした。

自分使えなさすぎじゃんクソすぎんだろ。。。てか会社の人にも家族にも顔向け出来ねぇ。。。自分の存在価値????????????という具合にメンタル自己有用感共にド底辺な時、ふと献血バスで優しくされた事を思い出しふら〜っと行ってみたんですね。

今思えばただならぬ顔して献血受付したんやと思うんですかその時接してくれたスタッフさんやら看護師さんが笑顔で爆裂暖かく迎えてくれまして。「ご協力有難うございます」が沁みる沁みる。


特に、採血の針を抜き差ししてくれたおばちゃん看護師さんがずーっとお話をしてくれて、普通に世間話をしてたと思うのですが、3ワードにつき1ワードくらい「今日来てくれてほんまに有難う!」「理由もなくなんとなく来てくれるというのが素晴らしい!」「立派やね!」と褒めてくれるので、帰る頃にはもう満面の笑みですよね!(ちょろい)



以降、めちゃくちゃ凹んだ時とか待ち合わせすっぽかされて時間が空いた時とか特に理由がない時とかふらっと行って献血してたら今回が10回目やったみたいす。

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こんな記念品を頂きました。作家の多田美波さんのプロフィールに寄せられていたメッセージがめちゃ心に染みたのです。

皆が幸せに生きて行ける世の中である様に少しでも人様の役に立ちたいと思うのは、誰しも同じでしょう。 例え何かをしても、本当に人の為になっているという事が、はっきりしないものです。それを見ることが出来る様なものがあれば自分の心も楽しくなり、自信が湧いてくるのでは・・・とそんなものを作って見たいと思いました。


見るたびに自己有用感を高めることが出来る、そんな素敵なグラスをゲットしたのでした。え、めっちゃ情緒不安定で何もかもが底な時の私が求めたであろうアイテムやん・・・宝・・・!

山もオチもないのですが、落ち込んだ時に献血行ってたって話と献血の記念品のコンセプトが私が欲しかったものだったという話です。

30回グラス目指して頑張るぞー!(なくなり次第終了らしく震えている)



自己有用感、自己肯定感を献血に行ける人は私みたいに献血で高めてみるのもありかと!献血に行けなくても、このしょーもない文章を読んでくれているあなたは、多様な人の考えや生き様を受け止める素敵な方なので、私に必要な存在です。有難うございます。

自己肯定感有用感は人様にもらう言葉で高めるんじゃなくて自分で高めていく方が健康らしいのですが、まあドーピングも全然ありでしょう。都合よく他人の言葉を受け取りましょう。




身につけるもので手っ取り早くあげる方法を使う私のイタいネイルは

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鶴見篤四郎さんでした!イエーイ!!爪先に男前がいるとやっぱいいですね!

ゴールデンカムイ無料公開、9月17日までです!