オザケンとハロウィーンと自由のトリックオアトリート
って事で、こんにちは。皆さんはお元気ですか?10月と言ったらハロウィーンですね。なんて、こんな最近のリア充イベント、俺関係ないって?
はい、そうです。わたしにも関係ないし、むしろこのコロナ騒ぎでトリックオアトリートなイベントがなくてむしろ気が楽と言うか。はい。すみません。
まあ、でもだ。アメリカでは大切な行事らしいんだわ。トリックオアトリート
それは、図書館でたまたま目が当たったので知ったのです。この本。この本は児童書の伝統行事やお祭りの本のコーナーにあってね。
伝統的なおやつの本がカタログみたいでワクワクするなあと思ってたら、何故か隣にこちらのオザケン本がいたのです。
小沢健二さん、そう、「ラブリー」や「今夜はブギーバック」で有名なHEY!HEY!HEY!でダウンタウン相手にゴーマンかます、キュートな見た目の、天才の、孤高の、シンガー。in1995。そしていつしか、彼はアメリカに消え、タモリさんにお疲れ様を言うために、歌うために日本に帰ってきた、凄い奴。
おやまあ、何故、こんな図書館の片隅に?何故ハロウィーン?と思いながら、ミーハーなのでね、私も。こちらを借りまして。
夜寝る前に子供に読んだら、びっくり!!
超、いい本でやんの。ハロウィーンが家族を友達を地域を繋ぐ大切なイベントであること、柱の傷は背比べの如く自分の成長を振り返るイベントである事を、わかりやすい事例と共に朴訥な、清潔な文章で愛しみをこめて教えてくれています。
本のタイトルのアイスクリームに関するところは、もはや、泣けてくるような成長のせつないワンシーンを切り取っています。
ああ、ハロウィーンってリア充の乱痴気騒ぎだと思ってたんだけど、ごめん、あなた達の大切なイベントだったんだねって思い直した一冊です。
うん、コロナで大変だけど、ハロウィーン楽しく過ごせるといいね。チケット買った人だけ楽しめるハロウィーンじゃなくてさ、みーんなが入れるハロウィーンがあればいいのにね。
お菓子一握り分の幸せを当然みたいにあげたり、子供ならだれでも貰えたら、なーんかいいイベントなのにねえ。ま、でも、文化的な土台がないと難しいよね。
ともあれ、まあ、腐らず、みんな楽しくなるようにって、ここでお祈りしているよ。
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