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【日プ2】バリの貴公子 仲村冬馬の沼にハマってインドネシア料理店に広告を出した話

推しは推せる時に推せ。
よく聞く言葉だし本当に同意だけど、なかなか難しい。
だって、自分の人生の主役はまあ自分だし、仕事もある、生活もある。ほかの人間関係もある。
けど、自分の「好き」に蓋をして、推しの挑戦を無碍にしてしまったら、一生応援する機会が失われてしまうかもと考えると行動を起こさずにいられなくなった。

(余談)
「清水翔太/花束のかわりにメロディーを」でYouTube急上昇1位(2021/5/15時点)、アップ後1日半で100万回再生達成という、一般人とは思えないほどのバズり方で多くの人の心を動かしている、仲村冬馬くん。(と、藤牧京介くん、飯沼アントニーくん、太田駿静くん)結局は本人がステージで魅力と実力を出し切ることが一番の布教。見つかって本当に良かった!


1.私とプデュ

PRODUCE101シリーズとの出会いは日プ無印から。

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ある日いきなりYouTubeのおすすめにHICOくんのレベル分け評価の動画が現れ、あまりの衝撃にあれよあれよとその日のうちに101人全員分のツカメチッケムを視聴完了(4分×101人で6時間強…)、GYAOダウンロード、投票完了、本国プデュ視聴着手、まで済ませてしまった。我ながらハマると早い。

序盤こそ共感性周知に押しつぶされそうになるが、ものすごいスピードで垢抜け、成長していく男の子達を応援するのはさながら甲子園のようで、SNSのファンのコメントも面白く、番組を取り巻く概念まるごと愛してしまった。(そのままJAMとしてFCにも入り、幸せな日々を送らせてもらっている。JO1くん、本当にいつもありがとう。)

そんな中、PRODUCE 101 JANAN SEASON2(日プ2)が始まるということで、JO1しか勝たんマインドは挑戦してくれてる練習生に失礼なので一旦横に置いて、フラットな気持ちで公開された101人の宣材写真を眺めていた。

2.仲村冬馬くんとインドネシア

過去の活動やイケイケSNS写真が掘り起こされて上位になるだろう練習生が可視化されていく中、明らかに異質な目立ち方をしている練習生を見つけた。

仲村冬馬くんである。

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なんか分からないけど、YouTubeの再生回数が桁違いに多い。コメントも英語となんか分からない言語で溢れてる。

え?何この子全然知らない。かっこいいけど。辞めジュとかでもないよね。何これどこでバズってんの??

調べたらインドネシアで大バズりしていた。
彼はインドネシアと日本のミックスの男の子(バリ島出身!)だった。

仲村冬馬くんのプロフィールはみかんさんのnoteにほぼ全て網羅されているのでこちらを是非読んでほしいです。

仲村冬馬くんに出会ってから得た知識だが、インドネシアはK-POP市場が日本並に盛んで、人口も多いことから特にストリーミングがズバ抜けて強いらしく天下のBTS様の再生回数にもインドネシアのARMYがハチャメチャに貢献しているらしい。

PRODUCE101シリーズは国民プロデューサーの投票で順位が決まる番組であり、言い換えれば、日プでは「日本に住んでる人以外は投票出来ない」のである。どれだけインドネシアで話題になっていても、インドネシアの方からの絶大な応援があっても投票は出来ない。こんなに立派に育ててくださったご家族ですら、投票出来ない。投票権のある日本の国民プロデューサーに見つからなければそれで終わってしまうのだ。(ひどい!)(当たり前)(それがプデュ)

そこで、前述したとおりインドネシアの方達が「日本の国民プロデューサーに気づいてもらうため」に仲村冬馬くんの動画を爆回しし、再生回数で存在感を出してくれていたみたい。
健気過ぎるし、戦略的過ぎるし、ストリーミングについてはノウハウ蓄積のたまもの、お家芸すぎるし…。あっぱれ。

その作戦にまんまとハマり、再生回数から仲村冬馬くんを知り、宣材は全然盛れてないけど(ごめん)、動いている冬馬くんはめちゃくちゃ格好良くて可愛いことを知った。
さらにはダンスも上手、歌声も魅力的、ギターも弾ける、6カ国語話せる、所作も上品で育ち良さそう、背も高い、性格も穏やかで素敵、調べるとバリ島で生徒会長をしていた(「バリ島で生徒会長をしていた」面白すぎる)らしいし、知的で実力も申し分ない彼を推さずには居られなくなった。

自慢の推しになりそうな気配がした。

3.いてもたっても居られなくなった

その日からオンタクト期間終了(~2/10)まで仲村冬馬くんに投票し続けたが、「仲村冬馬」とツイッターでつぶやくと海外の方からの反応は沢山来るものの、日本人のファンがどのくらい居るのか全く分からず正直めちゃくちゃ不安だった。投票権のあるファン、居なかったらどうしよう…。60人に残ってなかったらどうしよう…。
(私は海外の方の反応、健気で素敵だなあと思っていたけれど、翻訳機の日本語に圧迫感を感じる方も居たみたい。布教って難しいね…。)

グローバルアイドルを作るためには必要!とか、語学力が段違いだから!海外枠!とか、必要論で訴えかけるのはあまりやりたくなくかった。純粋に実力人柄ビジュアルともに素晴らしい彼の魅力に気づいてもらって、グローバル関係なく全人類彼に惚れろ~~~~!!否、惚れて然るべきと思っていた。

プデュではとにかく、多くの人の目にとまって認知されることが重要なため、本国プデュのやり方に倣って、各練習生のファンが自主的にお金を出し合い、人口の多い東京や練習生の地元に駅広告を出したりしている。「○○が産んだ!」という言葉にはみんな弱い。同郷はつい応援したくなっちゃう。地元LOVE。

仲村冬馬くんにとって日本には「地元」がない。
バリ島出身だから。地元のバリはインドネシアだから。(それはそう)
高校卒業後バリを離れて、愛知県の大学に通っていたみたいだけど、生まれ育った場所ではない。どうしよう。

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#私服セルカ に対して卒業式のスーツ他撮り写真を提出し、出身大学が簡単に特定される天然な仲村冬馬)


個人的にだが、K-POPは昔から嗜んではいたけど推し活をするほどでもなかったので、「カプホル」にもほぼ馴染みがなかったし、界隈のカフェにも行ったことがなかった。カプホルをもし今しても、仲村冬馬くんにすでに興味ある、推し活のノウハウを持ったいわゆる同士の人しか行かないじゃん、それって私とかしか居ないんじゃね…?(失礼)ファン増えないじゃん…とぐるぐる考えていた。


4.インドネシア料理店様に仲村冬馬の布教チラシを置きたい

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そんな中、日本に冬馬くんの地元はないけど、インドネシアにまつわるものって全て仲村冬馬君の概念なのでは?という考えに至った。

インドネシア料理店なら全国にある。一時期インドネシア料理にハマり通いまくっていたので、どこの飲食店様も内装がリゾート感たっぷりで店全体が「ほぼバリ」なことを知っていた。あれ?これ、冬馬くんの地元じゃね?

なんとなく呟くとすぐ「それ良いじゃんやろうよ!」と、
とまプ(仲村冬馬のファン、とまだちとも言う)の皆さんに反応をいただき、結構みんな乗り気で食いついてくれて、誰かがやってくれるだろう精神の私のオタク人生は一変した。

誰かがやってくれないかな、は、自分が動かない限りたぶん来ない。というか、誰かがやってくれるのを待っている間に推しが落ちたら多分後悔で潰れて死ぬ、と、日プS2が始まってからなんとなく気づいた。何もしないまま亡霊になりたくない。


5.色んな人のあたたかさに触れた

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そんなこんなで「仲村冬馬インドネシア料理店様チラシ設置プロジェクト #冬馬のインドネシアごはん  が始まった。

数日の内にとまプデザイン担当の神様(そんな役職はないが)にデザインをお願いし、近所の印刷屋さんにチラシ印刷の相場を聞き、お願いする方法を考え、文章を考え、チラシ発注(人生初)、飲食店様に連絡を取り、、、とこれまでの社会人力が試されているかのごとくめちゃくちゃ動きまくった。給料出ないのに。

そして、一人だけでの活動ではなくて、
お店をリストアップしてくれる方、
一緒にメッセージを考えてくださったり連絡を取ってくださる方、インドネシア語への翻訳を手伝ってくださるインドネシアのファンの方、「NAKAMURA TOMA」をバリ文字に書き起こしてくださる方(ᬳᬶ ᬯᬬᬦ᭄ ᬢᭀᬫ ᬮᬓ᭄ᬲᬦ ᬦᬓᬫᬸᬭ)(インドネシア語話者でもバリ語を習得されている方は稀らしい。)、さらには実際にチラシを置きに行ってくださる方も現れ、国内外問わず資金的な援助もいただき、
「推しのために出来ることは何でもやりたい」と思っている方は実は沢山居ることを改めて実感できたし、その気持ちが一つなので動きもスムーズだし、何より本当に暖かかった。みんなと一緒に働きたい。

飲食店様サイドも、急にコンタクトを取ってきた「仲村冬馬くんを応援している者です」というマジで得体の知れない我々に対して本当に暖かく受け入れてくださって、人の温かさに毎日感動した。

インドネシア人の方が経営されているお店様も多く、チラシ設置に伺った際には
「バリの子なんだね~!」
「パパとママどっちがインドネシア人なの?」
「あなたはこのイケメンのマネージャーなの?」(ただのファンで会ったともないことを説明)
「バリ舞踊の教室でチラシ配るね~」
「この子めっちゃ有名人らしいよ!」(常連さんに対して即チラシを配る)
など、地元が同じは皆友達精神で、仲村冬馬くんに親近感を持ってくださり、興味を持って動画などを調べてくださったり実際投票してくださったスタッフさんも居たりと、本当に優しかった。

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(大阪 Cendana様)

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(京都 バリバリインドネシア様)

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(茨城 WARUNG SEDAAP様)

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(大阪 テランブラン様)

(写真も沢山撮ってくださりました!)

この活動には、コロナ禍で緊急事態宣言もまっただ中、
大変な状況にある飲食店様を少しでも応援したいという想いも込められている。
影響力はわずかではあるが、ファンページにてお店の紹介をしまくった結果、ファンページのインスタはグルメアカウントと化している。
お店に行かれた際には #冬馬のインドネシアごはん タグとともに是非呟いて欲しい。(テイクアウトやデリバリー、通販などをされているお店様もあるので、是非利用して応援して欲しいです。)

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現在は東京、茨城、神奈川、愛知、京都、大阪、京都の13店舗にてチラシを設置頂いています。
ご協力頂き、ほんとうにありがとうございます。
(ご協力頂けるお店様ございましたら、ぜひご連絡ください。)

(日本旅行インドネシアバリ支店様も会社をあげて冬馬君の事を応援してくれてて、本当に涙出る。つよい。。。)

6.プデュはこれからが大事

日本在住のインドネシアの方、インドネシア文化に親しみのある方に、バリ出身の仲村冬馬くんの事を知って欲しい!の気持ちもあるけれど、合わせて、この活動を通して仲村冬馬君本人に、日本にもあなたのことを応援してくれている人がこんなに居るんだよ!ということを分かって欲しいな、伝わったら良いな、と思ってます。

私たちはただのファンで、彼に会ったこともないし、現場にも行けたこともないし、認知してもらいたいとも正直全く思わないけれど、ただただ仲村冬馬君が報われてほしい一心で出来ることは何でもやっていきたいと思っている。

実力があるのにもかかわらず放送分量の少ない彼だったが、第6話のポジションバトル「花束のかわりにメロディーを」にて、やっと仲村冬馬君の聖母のような慈悲深い優しい性格(人生何回目?前世で人救った?と話題)、誰も傷つけずチームを良い方向に持ち直していく力、そして確かな歌の実力、(さらには菅井ちゃんと対等に対話が出来、純粋にレッスンを楽しめてしまう末恐ろしいメンタル)にスポットライトが当たり、いよいよみんなに見つかった感覚があり、とまプはここ数日本当にお祭り騒ぎである。

だけど、彼は第一回順位発表時21位で、これまでデビュー圏内はおろかファイナル進出出来る順位にも入ったことがない。花束で終わりになるのなんて嫌だ。

ということで、
仲村冬馬くんのことを良いな、
もっとステージを見ていたいな、
推しの横に冬馬君が居て欲しいな…と思ってくれた場合、
応援する方法は「投票」しかない。それがプデュだから…。

是非、投票をして欲しい。(以下のリンクから是非)


仲村冬馬、デビューしようね!

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。