『POLESTAR』 ~高峰伊織~

※はじめに、この感想は私一個人が感じたものであることをご注意頂ければと思います。聴く人それぞれに違う印象を受けるものですし、人によっては違うと感じられる点もあると思います。
 それでもよろしければ、読んで頂けると幸いです。


 2019年夏、あるバーチャルボーカリストさんから、オリジナルのCDが発売されました。お名前は「高峰伊織」さん。艦隊これくしょんやFGOのアレンジ曲を発表している「トマト組」さんのジャズボーカリストとして活動されている方です。
 トマト組さんと言えば、この夏は「白上フブキ」さんのCDも発売されており、今バーチャル活動の中でも広い層に音楽を提供している注目のグループです。(参加メンバーもかなり増えていらっしゃり、スタート当初では3名でしたが、今ではかなりの大所帯にもなっております)
 その高峰伊織さんが、オリジナルで作成された『POLESTAR』、今回はその曲を聴いた感想をお伝えできればと思います。

『POLESTAR』全4曲

 ファーストアルバム『Daydream Jazz』は、JAZZを知らない人たちに向けた、オーソドックスなJAZZナンバーをカバーしたアルバムでしたが、今回の完全オリジナルアルバム『POLESTAR』は、POPな曲からミュージカルで使われそうな曲まであり、伊織さんのJAZZ以外の新たな魅力的な部分を魅せてくれます

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(POLESTARと一緒に販売された白上フブキさんのCD)

01. The Dog Days!

 明るいイメージで、これから何かを行うとき、新しい事に挑戦する時に聴くと前向きにさせてくれる曲です。

 朝を迎えてこれから何があるのか分からないけど、楽しみでならない感じがします。見るもの一つ一つが新しく見えて、これから始まる一日に期待する気持ちが溢れています。

02. 夜色トリップ

 2曲目は、夕方帰り道でどこかに待ち合わせでしょう、これも明るめのイメージ、楽しさが伝わってくる曲です。

 夕暮れから夜の夜景に変わりゆく街中の情景を背景に歩く主人公(おそらく女性)、足取りは軽く向かう先には・・・これから大切な人と会って過ごす時間に胸躍らせた感じは、若い夫婦や恋人同士などが似合いそうな曲となっています。

03. おやすみ

 突き抜けるような綺麗な高音で歌われる伊織さんが印象的、さらに惚れる一曲です。

 曲を聴きながら目を瞑れば情景が思い浮かぶのは、全ての曲で共通であり伊織さんの表現力の高さなのですが、私はこの曲が一番イメージを強く受けて優しい気持ちにさせれくれます

 曲名のとおり、寝る時に控えめの音量で聴いたらもうお母さんの子守歌ですね、凄い良い夢が見れそうでなりません。

04. ワンルーム・シンドローム

 最後は気持ちのこもった一曲。
 これも思い浮かぶのは夜景、まあ「渋谷」と歌詞にあるので都会の高層ビルの一室、お仕事を終えて帰宅したところです。伊織さんの気持ちが一番乗っているのはこの曲、感情がのった歌声はラストナンバーにふさわしいと思います。
 歌声を引き立てる少し控えめの曲も、間奏ではものすごく良い主張してきて、ON-OFFがグッと引き込みます。


 最後まで読んで下さいまして、ありがとうございます。
 バーチャルジャズボーカリスト高峰伊織さんのオリジナルアルバム『POLESTAR』の感想でしたが、如何でしたでしょうか。

 通常はツイートで感想をつぶやくのですが、4曲それぞれが素晴らしく、全てを通して一日を感じれるところを伝えようと思ったら140文字は無理でした。
 まだまだ、表現なども稚拙なところが多いかと思いますが、少しでも伊織さんの歌声、オリジナルアルバムの良いところが少しでも伝わり、皆さんが興味を持って頂けたら幸いです。

おまけ1
 なんとこのアルバムの曲が、有線で配信されることが決定しました。
もう流れているとは思いますが、お店の雰囲気が良くなること間違いないので、ぜひこの機会にかけてください

おまけ2
 こんなことも募集していますので、我こそは・・・という方はご連絡してみてはいかがでしょうか

いくつあるんだ、もう一つ、最新のお歌(カバー)動画です




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