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キャッチミスはなぜ起きてしまうのか?

ミニバスの動画を見て思った事、キャッチミスが多い。

なぜ、キャッチミスは起こるのか?
深くないかもしれませんが、深堀します。

まず結論から言うと、飛んでくるボールの位置を瞬時に把握できていない。

飛んでくるボールの速さは人それぞれ違いますし、距離によって変わります。
それに人により体感スピードも変わってきます。
体感スピードが変わってくるとは、動体視力の違いで同じスピードでも感じ方が変わってくるという事です。

動体視力

野球で例えれば分かりやすいと思いますが、速い球をあの細いバットで打ち返すのが上手な人と全く当たらない下手な人がいます。

上手な人は動体視力が良く、速い球でもボールの位置を把握できバットで打ち返す事ができます。(バットを上手く使える能力も長けてる事でもありますが)
下手な人は、動体視力が悪いのでボールが見えづらくどこに位置しているのか把握できていません。
当然バットに当たる確率はがくんと下がります。

という事は、話を戻しますと動体視力が悪い人が良くキャッチミスをするのかとなりそうですが、それだけではありません。
もちろん、それも一つの要因です。

ただ、これだけでは説得力に欠けます。
現に速いパスを出す人がいますけど、野球のボールのような球速は出ませんし、あくまでパスなので相手のこともそれなりに考えた速さにしています。

なら、他の要因は何なのか?

ハンドリングの悪さ

これも一つの要因です。

始めたばかりの人は全然キャッチがままならないので。

ハンドリングが良い人はそもそもキャッチミスはほとんどしません。
ボールを扱うのが上手なので、手のどこかに触れてさえしまえばほとんどキャッチしています。

有名な話、かつてシカゴブルズ最強時代のリバウンド王ロッドマンは小指の横に当たってもボールをキャッチできる天才だったとか。

この話を高校時代に監督から聞いてマジでスゲーと感動していました。

と、また話を戻して、ならハンドリング練習しまくればいいんですねとなると思います。
もちろんハンドリング練習は毎日欠かさずやって下さい。

ただ、まだ他にもあるような気はしてます。

過度なストレス

例えば、キャッチミスによるトラウマだったり、キャッチミスをしてしまうとめっちゃ怒られたりと。
いわゆる過度なストレスによるキャッチミス。
これは、キャッチミスだけではない問題でもありますけど、この可能性も十分にあります。

なので、もしあなたが保護者、指導者であった場合は言葉に気を付けて接してやって欲しいです。

今僕がやっている対策としては、落ち着くように声掛けをして、ボールをしっかり見るようにし、両手で必ず取るように指導しています。

パスが悪ければ片手になってしまう事もありますが、そういった特別なシチュエーション以外では両手で取るように言っています。

片手で取れるに越したことはないですが、それは上級者です。

まとめ

人それぞれ問題点が異なり、解決するのは一見簡単そうなキャッチミス。
ただキャッチミスは、試合において重要な役割を果たしている為、これを克服しないと試合に出る事もできなくなってしまいます。

キャッチミスが多い選手をよく観察し、なぜ起こしてしまうのか丁寧に対応していくべきだと、改めて思いました。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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