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【初めてのKindle出版②】テーマを決めましょう】

Kindle本を書こうと思うなら、15,000字から20,000字書かなくてはいけません。この文字数を聞いてどう思いましたか?

「それだけ?」だと思った方は、きっと文章を書きなれた方ですね。多いと思った方、多いか少ないかわからないと思った方は、あまり文章を書きなれていないかもしれません。

取り敢えず書いてみようと書き始めても、きっと迷子になります。そんなあなたにオススメなのが、書く前に設計図を作っておくことです。

まずは、何の設計図を作るのか、本のテーマを決めていきましょう!アプローチの方法を2つお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。

1.自分の好きなことをテーマにする

「電子書籍を出してみたい」とは思うものの、自分に語れることは何だろう?考えてもなかなか浮かばないかもしれません。

私もそうでした。専業主婦の自分、司会業を始めたばかりの自分、ライター業に至っては、これから始めようとしているところ。どこを切り取っても、誰かのお役に立てることが思い浮かびませんでした。

「自分が好きで取り組んできたこと、お金をかけてまで学んできたことは何ですか?」ライティングの師匠から、第一のヒントをもらいました。

私は、喋ることに関して「お金」と「時間」をかけてきました。発声やアナウンス技術、コミュニケーションの取り方、質問の仕方などなど。

ですが、司会者としてはヒヨッコ、語るほどの実績や権威性がありません。到底、何も語れないと思ったのです。名のあるアナウンサーや司会者が言われることの方が、説得力があるのは言うまでもありません。

ですが、最近人から言われはっとしたのですが、こんな私でも対象をずらせば語れることがあると気づいたのです。

例えば、YouTubeにナレーションを入れたい人、コーチングで人と話したい人など。今まで発声やアナウンスを学んだことがない人に対してなら、自分が学んできたことを伝えられます。

また自分の失敗も、これから司会をしていきたい人に対してなら、転ばぬ先の杖としてお話しできると思うのです。

このnoteも、これから電子書籍を出してみたいと思う人に向けに書いています。なぜなら等身大の私が、まさに語れる相手が、これから書いてみたいと思う人だからです。

「自分が好きで取り組んできたこと、お金をかけてまで学んできたこと」
が、本のテーマになります。

2.自分が悩んできたことをテーマにする

「あなたの本で、誰かの悩みを解決したり、願望を叶えてあげたりしてください」これも師匠の言葉です。

実は、好きなことだけではなく、悩んできたことも本のテーマになります。なぜならあなたがどんなに悩み、どう乗り越えたきたかを、実体験を通して語れるからです。

あなた自身から出てきた言葉は、今まさに悩んでいる人の心にストレートに届くことでしょう。

1年前の自分、3年前、5年前の自分にアドバイスしてあげられることが、きっとあるはずです。

私は、2冊目の本をこの視点で書きました。
専業主婦を15年もしていると、いざ外の世界に働きに出ようとしても怖くてたまりませんでした。一方で、世間知らずで何とかなると思っている自分がいました。けれど何とかならず、自分の甘さを思い知らされたのです。

誰にでもできる簡単な仕事に応募して、不合格。ダメ人間だと落ち込んだこともありました。周りのママ友も同様の経験をしていて、みんなで委縮していました。そんなママ共にエールを送りたくて書いた一冊です。

女性向けに書いた本でしたが、読んでくださった男性から、奧さんの気持ちを見直すきっかけになったとコメントをいただきました。

あなたが悩み、もがいてきた道のりも本のテーマになるのです。

3.まとめ

あなたが好きで取り組んできたこと、あなたが悩みもがいてきたことが、本のテーマになります。

ここまで読んでいただいて、きっとこれなら書けると思われたのではないでしょうか? 今、思いついたテーマをぜひメモしておいてくださいね。

次回は、そのテーマについて、掘り下げていく方法をお伝えします。
キーワードは、3Cです。ぜひ楽しみにしていてくださいね。

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