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「伝える話し方」から「伝わる話し方」へ

あなたの伝えたこと、相手にきちんと伝わっていますか?
伝えたのに相手から何の反応もなかったり、絶対言った自信があるのに聞いてないと言われたり。伝えたけれど伝わっていなかった経験がありませんか。では、どうしたら伝えたいことが、伝えたい人に伝わるのでしょう。

伝えたけれど、届いていない

私は司会していて、渾身のコメントを言ったのに全く反応がなかったことがあります。なぜなら相手が、全く聞いていなかったからです。私のコメントは、間をうめるバックミュージックになっていたのでした。

実はこのとき、私は会場全体に向かって言葉を発していました。声を会場中に飛ばしているイメージです。ですが、全体に届けたかったわけではなく、本当は伝えたい人がいたのです。

例えば、新郎新婦様からお母様へのサンクスバイト。感謝の気持ちをケーキに込めて伝える瞬間です。お二人の思いを届ける相手は、他の誰でもありません、お母様です。それなのにお母様が、歩いていたり説明を受けたりして、聞く準備ができていない時に喋っていたのです。これでは、伝わるはずがありません。

伝えると伝わるの違い

伝えると伝わるの違いは何だと思いますか。

伝えるときは、自分が中心。いつ言えばいいか、どう言えばいいのか考えていませんか。

一方、伝わるときは、相手に目を向けています。今、聞いてくれているかな。言葉が届いているかなと、相手の反応を見ていることでしょう。

想いを伝えたいなら、伝えたい相手を見ながら言葉をしっかり届けていきましょう。そうすれば、言ったのに聞いてないと言われることもなくなるはずです。

相手の反応を見ながら、伝わる話し方を意識しみてくださいね。