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三渓園散歩(2)

外苑は明治39(1906)年から、一般に向けて公開されたエリアです。
出世観音がありました。出世観音なんて、珍しい観音様ですね。初めて見ました。

旧燈明寺三重塔 重要文化財
建築年 室町時代 康正3(1457)年
移築年 大正3(1914)年
関東地方にある木造の塔では最古の物です。
京都木津川の燈明寺から移された塔です。
三渓園の中ではランドマーク的な存在です。

展望台からの景色
遠くに街並みがみえますが、美しい景色ですね。
根岸の石油コンビナート見えた時はこんなに近くに工場地帯があるのに、驚きました。

横笛庵 
建築年 明治41(1908)年
内部に横笛の像が置かれていたので横笛庵と名付けられました。
平安時代の末に平の清盛の娘建礼門院に支えた女性で斎藤時頼と言う武士と結ばれることのなかった恋の話が平家物語に伝えられています。時頼から送られた恋文で横笛は像をつくりました。
横笛の像は縁結びの像で人気がありましたが、第二次世界大戦の時に空襲で燃えてしまいました。

旧矢箆原家住宅(きゅうやのはらけじゅうたく)
(合掌造り) 重要文化財
建築年 江戸時代後期
移築年 昭和62(1987)年
飛騨白川郷の一部 荘川町にあった合掌造りの民家建築です。
ダムの建設によって水没する地域にあったため、三渓園に移築されました。

囲炉裏
もう一つ囲炉裏があって、そちらの方は毎日火が焚かれています。

奥座敷 付書院 床の間 違い棚のある格式高い部屋

待春軒

外苑にある、茶屋です。四季折々の緑に囲まれてひと休みできます。

三渓そばは原三渓の愛した食べ物です。お昼に食べました。 今まで食べたことのない食べ物でしたが、美味しかったです。

旧燈明寺本堂  重要文化財
建築年 室町時代 康正3(1457)年
移築年 昭和62(1987)年
三重の塔と同じ京都、燈明寺から、移築されました。

結婚式の前撮り撮影
若いカップルの着物姿が三渓園の庭園に良く似合っていました。

旧燈明寺三重塔
色々な場所から、三重の塔が見えます。姿、かたちの良い塔ですね。

高浜虚子句碑
「鴨の嘴より たらたらと はるの泥」
昭和8(1933)年3月に俳人高浜虚子が三渓園で詠んだ句です。
今日ものんびり鴨が泳いでいました。

紅葉と大池

大池に浮かぶ小舟に乗っている、小鷺

何処の景色も、絵になりますね。

                          2020.10.15(水)

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