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外向と内向は思考を表に出すかどうかを決める閾値の違い

 「思ったことを口に出す」、つまり思考を言語で発露するかどうか、という閾値には個人差があると思うんですね。

 例えば何か困ったことがあったとして、10%くらいの困りで口に出す人と、80%くらい困らないと口に出さない人というのがいると思うんですよ。

 で、それぞれお互いの見え方が違うんですね。前者は後者を、「何を考えているかわからない不気味な人」と見るかもしれない。逆に、後者は前者を「細かいことで大騒ぎしている、はしたない人」と見るかもしれない。

 前者はささいなことでもヘルプが出せるという受援力の高さがあるのでおおごとになりにくいが、後者は相当やばくならないとヘルプを出せないので、この人が困っていると言い出したらもう手遅れ、なんてこともある。

 この、発露するかどうかを分ける閾値の高い低いが、要するに外向的か内向的か、という差なんだと言えると思うんですね。で、この外向、内向って、人付き合いの向き不向きとはあまり関係なさそうだよなと。人付き合いは得意ではないが外交的な人も居るし、人付き合いが得意だけど内向的な人も居るだろうと。

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