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秘密日記

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タニリョウジの秘密の日記帳です。 月額課金ではなく、買い切りです。なので、一度購入すると、過去アップされたものも、これからアップされる未来のものも、全部読めるのでお得です。
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2022年2月の記事一覧

パピヨン本田さんをリスペクトして滋賀県立美術館行ってきた話。

 滋賀県立美術館行ってきました。パピヨン本田さんの漫画で知ったので、夏休みじゃないけど。

地方創生の問題に命を掛けるべきか〜結城真一郎『救国ゲーム』読みました

 結城真一郎『救国ゲーム』読みました。面白かった。  東大を経て国の官僚になったが退職し、岡山の山奥の村に移り住み、地域の再生を成し遂げたことで、テレビのコメンテーターや国のアドバイザーを務めるなど、タレント的人気を博す、地方創生の旗印であり若きカリスマまちづくりリーダーである、神楽零士。  彼に憧れて少なくない移住者が、彼の描いた物語に乗っかり始める。  そんな矢先、神楽氏が、自らが興した村で惨殺される。しかも不可能犯罪と思しき状況で。  そして、ネット動画サイトに

「浪費する自由」の価値について〜青木真兵『手作りのアジール』を読んでるよって話。

 青木真兵『手作りのアジール』読んでる。おもろい。  感想は改めて別の機会にまとめて書くが、ファーストインプレッションとして。  これまで、たぶん20世紀後半の日本においては、国や自治体がアジールの主な提供主体足り得た、というか、そうであるべきという規範があった気がするんだね。  何からのアジールかっていうと、あけすけにいえば「金儲け」で。  だから例えば市民活動センターは利用料が無料ないしそれに近い金額で提供され、市民はそこで直接的なお金儲けにつながらない、採算度外

人の営みは、シングルパーパスでなく、実は結構マルチパーパス。

 落合陽一氏が、飼っている猫がいるらしいのね。で、忙しいから自動餌やり機を導入したと。  すると、飼い主を尊敬しなくなったらしくて、というのも、「自分はインフラに生かされているんであって、お前はただの同居人だろ?」と見るようになって、「これがデジタルネイティブか!と思った」という笑い話をしていた。  そうだよな、と思う。

せっかく明晰夢を見たのに、欲張って市街地を高速で飛ぼうとしたら、fpsの低下でグラフィックがカクついたという話。

 こないだ、空飛ぶ夢を見たんですね。  で、あ、これは夢だ、と自覚できるタイプの、明晰夢で。よっしゃラッキー、ということで、思うままに飛ぼうと。ビル街とかをスパイダーマンみたいにすり抜けて地上を見下ろそうと。  そう思って飛ぶんですけど、なんか変なんですね。もっとこう、スイーと飛べるのかと思うと、なんかカクつくんですよ。  なんでかなと思って、ああ、なるほどと気づいたんですけど、市街地を高速で飛ぶと、時間あたりに背景のグラフィックをたくさん描写しないといけないじゃないで