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コンテスト入賞に寄せて~我慢に代わる私の選択肢~

初めてnoteの公式コンテストで賞をいただきました!

ツムラ #OneMoreChoice プロジェクト×noteの投稿コンテスト「#我慢に代わる私の選択肢」の入賞作品に選ばれました。

選んでいただいた記事は、こちらです。




この記事は、投稿するのに、とても勇気が必要でした。
言葉を選んで、何度も書き直して、やっぱり怖くなって消してしまおうかとも思った記事。

それでも、発表した当初から、たくさんの方が温かいコメントをくださって、すごく安心したことを覚えています。この記事にコメントしてくださった方々、本当にありがとうございました。

まだ読んでいない方も、この機会にぜひ読んでいただけたらうれしいです。

今回、コンテストの応募に際しては、ハッシュタグをつけて、一部表現を変えましたが、それ以外は発表した当時のままの文章です。

私が伝えたいことが、「隠れ我慢をなくそう」というコンテストの趣旨にぴたりと重なっていました。

心から共感できるこのコンテストで入賞できたことを、本当にうれしく思います。

改めて、このコンテストを企画してくださったツムラ #OneMoreChoice プロジェクト様、審査をしてくださった古性のち様、嘉島唯様、前田晃平様、コンテストを運営し、書く場所をつくってくださっているnote株式会社の皆様に心から感謝申し上げます。

そして、日頃から私のnoteを読んでくださっている方々にも、御礼申し上げます。

この記事にサポートしてくださった、ちづこさん、バクゼンさん、お二人のおかげで、たくさんの方がこの記事を読みに来てくださりました。
いつも本当にありがとうございます。
私のnoteをオススメしてくださったお二人ですが、この記事を開いてくださった皆様に、私も大好きなお二人のnoteをおすすめします!




さて、ここからは、少し長くなりますが、今回入賞して感じたことや考えたことをつらつらと語りたいと思います。
(今回の入賞記事とは、テイストの異なる文章なので、幻滅されないとよいのですが。)

私は、このコンテストの入賞のお知らせをいただいたとき、率直に、「やっと、かぁ…」という感慨というか、安堵のような感情を覚えました。

こんなことを言うと品がないと思われるかもしれませんが、正直に言います。

私は、賞がほしかったのです。

ありがたいことに私設賞は何度かいただいているし、注目記事にも何度も選んでもらっている。
だけど、公式コンテストでは、一度も入賞したことがありませんでした。

身近な人が受賞していると、一緒に喜びを分かち合いたいきもちがある一方、胸がチクチクと痛むのです。
そんな感情は醜いような気がして、自分の気持ちに気づかないフリをしていました。

好きなことを自分のペースで書いていたいという気持ちもあります。
それなら、他人の評価など気にせずに、思うがままに書いていればそれでいいような気もします。

でも、周りの人が評価されていると、チクリとするのはどうしてなのでしょう。

その答えは単純明快で、「悔しいから」です。

もっと評価されたいと思っているからです。

それなのに、私はその気持ちに蓋をして、noteでは自由にのんびりと書いていたいから、コンテストで選ばれなくても、悔しいと思わないようにしていました。
これはただ好きでやっているんだからと自分に言い聞かせていました。

のんびりとnoteを続けたいというのもステキなことなんだけど。
本当は、もう少しその先へと進みたい。
そう思っていることを、だんだん自覚するようになります。

あるとき、私がサポートをもらってばかりで、なかなか恩返しできていないことをお詫びした際、コメントをしてくださった方がいます。
「サポートするのは、如月さんがいつか有名になったとき、前からこの子を応援していたのだと自慢したい自分のためでもある」と。

サポートに対して気を使わなくていい、という配慮から言ってくださった言葉ですが、私が夢を叶えることが、だれかのためにもなるのかもしれないと気づかせてくれた言葉でもあります。

そんなもったいないくらいの言葉をもらって、
私もそんな夢を見てもいいのかな、と思うと同時に、
夢を夢のままで終わらせたくないな、とも思いました。


そして、私が夢を叶えるためにどうしたらいいのか考えあぐねているとき、相談に乗ってくれた方もいます。

そのときに導き出してくださった答えは、

自分の得意分野で、企業が主催しているコンテストに応募して結果を出す

というものでした。

あのとき、真摯に悩みを聞いてもらって、導き出してもらった答えがこれで。
私が叶えたい夢にとっては必要なことなのに、そこから目を背けていたことに気づかされました。

だって、本気を出して認められなかったら、と思うとものすごく怖い。
でも、怖がってばかりいたら、たぶん夢は叶わない。

そう気づいてから、選ばれない悔しさだって、無駄じゃないなと思えるようになりました。
選ばれなくても、かっこ悪くても、挑戦しようと思えました。

私は、自分のためにも、自分を評価して応援してくださった方々のためにも、少しずつ進んでいきたいと思います。
夢を叶えるために必要な挑戦からは、逃げずにいたいです。

今回いただいたのは、いちばん小さな賞でしたが、これから夢を叶えるための大きな勇気になりました。
この大きな勇気を胸に、これからも挑戦し続けたいと思います。

もちろん、楽しむことも、読んでくださる方々への感謝の気持ちも忘れないようにしながら。


最後に、ちょっと豆知識を。
今日、3月8日は、国際女性デー。
イタリアでは、日頃の感謝を込めて、男性から女性にミモザの花を贈る日です。

日本でも、最近はお花屋さんに3月8日は「ミモザの日」と書いてあるのをよく見かけますね。

今回、私が入賞した記事では、こんなことをお話しています。

わかっているつもりになったら、気づいてあげられないことがきっとあります。わからないことがあるのかもしれない、話せないこともあるのかもしれないと、気づかってもらうだけでも、気持ちは楽になるし、相談しやすくなります。あなたの大切なひとはもちろん、あなたと関わるすべてのひとに、どうかやさしさを分けてください。

普段は照れくさくても、今日は感謝を伝える日。
ミモザの花とともに日頃の感謝のきもちがつたわったら、相手もお話しやすくなるかもしれませんね。

お酒好きの方には、オレンジを絞って、白ワインで割る爽やかなカクテル「ミモザ」もおすすめですよ。

どうか、みなさまが隠れ我慢せずに、健やかに過ごせますように。

Salute🥂✨
(イタリア語で「健康」の意。乾杯の挨拶にも使われます。)